タトゥーに隠された驚きのヒミツ
米シカゴ在住の女性が亡き祖母をしのんでタトゥーを入れたのだが、そのタトゥーにはある驚きのしかけが隠されていた。
実は女性が入れたのはただのタトゥーではなく、「音が出るタトゥー」だったのだ!でも「音が鳴る」とは一体どういうことだろうか?その仕組みについてご説明しよう。
彼女が利用したのはアメリカの「スキン・モーション(Skin Motion)」という会社が発明した、サウンドウェーブ・タトゥー。「音」を表す波形、通称サウンドウェーブの形をしたタトゥーをスマートフォンの専用アプリで読み取ることで音が流れる、実に画期的な新感覚のタトゥーだ。
あらかじめ同社のサイトでタトゥーにしたい音声をアップロードし、あとはその際に生成された「波形」のデザインをタトゥー・アーティストに刻んでもらえば完了。
この女性は祖母が亡くなる約1ヵ月前に彼女の留守番電話に残してくれた「お誕生日のメッセージ」を、サウンドウェーブ・タトゥーにして自身の胸に刻むことに。
My grandma passed away my junior year of high school. A month before she passed, she left me a voicemail wishing me happy birthday. Today I got that exact waveform tattooed across my heart, and I am able to play it just by holding my camera over it❤️❤️ pic.twitter.com/nwoQ2Bn1DM
— ✨s.o.s. (@sakyrahhh) 2018年1月3日
ようやく出来上がったタトゥーにスマートフォンをかざすと、祖母の声で彼女の幸せを願うメッセージがちゃんと再生されていた。