シリーズ第1弾『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』が大絶賛され、2017年のエミー賞でその年最多の9冠に輝いた同シリーズ。
17日には全米で待ちに待ったシリーズ第2弾『アメリカン・クライム・ストーリー/ジャンニ・ヴェルサーチの暗殺(原題)』が放送され、ドラマの話題がツイッターのワールドトレンド1位を獲得。早くも社会現象化しつつある。
ただ、第1弾の『O・J・シンプソン事件』では警察が容疑者O・J・シンプソンを追いつめようとする様子が視聴者をハラハラさせたが、第二弾『ジャンニ・ヴェルサーチの暗殺』は、前回とは違うスタイルを取る。
27歳の連続殺人鬼アンドリュー・クナナンに惨殺されたヴェルサーチのデザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチの殺人事件を取り上げる第二弾。
ドラマは1997年に当時50歳のヴェルサーチが殺害されるシーンで始まり、そこから過去にさかのぼる形で、ヴェルサーチを殺すまでにクナナンが犯した数々の殺人事件の詳細、クナナンとヴェルサーチの関係などが描かれる。
一方で、役者たちが本人にそっくりな演技を見せる点は、第一弾と変わらずの魅力となる。
本作では、殺人鬼クナナンをドラマ『グリー/glee』のダレン・クリス、ジャンニの妹ドナテラ・ヴェルサーチをペネロペ・クルス、ジャンニの恋人アントニオ・ダミコをリッキー・マーティン、ジャンニをエドガー・ラミレスが演じており、ルックスや喋り方、作法など、本人そっくりの演技に注目が集まっている。
日本では第一弾がスターチャンネルで日本独占初放送され、その後順次ストリーミングサービスで配信されたが、第二弾については放送詳細の発表が待たれる。