米ルイジアナ州の拘置所で、成人と一緒に収監された17歳の少年が獄中でレイプされてHIVに感染していたことがわかった。

被害のリスクは高かった

 現地時間の1月29日に起こされた訴えによると、成人の囚人による当時17歳の少年のレイプ事件が起きたのは、米ルイジアナ州のバトン・ルージュの拘置所。


 レイプした男はこのことを報告したら殺すと少年を口止めしていたが、少年が被害をメモに書いて訴え出たことで事件が発覚。男はレイプと強盗の容疑で収容されていた。


 少年は約178センチ・56キロという細身で、さらに軽度知的障害を抱えていたため、性的暴行を受ける高いリスクがあるとして隔離されるべきだったと、少年側は主張している。

画像: 被害のリスクは高かった


 それに加え、成人と未成年者を隔離して収容するという連邦法を破って当時17歳の少年を成人棟に移した拘置所の違反行為も指摘されている。

 事件後の検査でHIV陽性と診断された少年は、拘置所を告訴し、1名の保安官と2名の保安官代理を憲法上の権利違反と法を無視した行動で訴えた。

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