あなたは自分と容姿がそっくりな人と出会ったらどうしますか?

“なりすまし”を計画

 米ニューヨークに暮らす、ロシア出身のヴィクトリア・ナシロヴァという女性が、自分と容姿がそっくりな人、いわゆるドッペルゲンガーに出会った際に取った行動がコワすぎると話題になっている。でも、一体何をしたというのだろうか?

 米ABC Newsによると、被害にあった女性の身元は明らかにされていないが、被害女性と自分の容姿が似ていることに気づいたヴィクトリアは、あろうことか彼女への「なりすまし」を計画。

画像1: “なりすまし”を計画

 2人がどれほど近しい関係にあったのかはわかっていないが、事件当日、被害女性の自宅を訪ねたヴィクトリアは、大量の精神安定剤を混入させた“毒入りチーズケーキ”をこの女性に食べさせ、自殺に見せかけて殺す計画を実行に移した。

 ケーキを食べてこん睡状態に陥った女性をベッドに連れて行き、精神安定剤をベッドの周りにばらまいて“偽装工作”をおこない...と、ここまでは計画通りだったのだが、翌日、訪ねてきた友人によって発見された女性が一命を取り留めたため、ヴィクトリアの計画は失敗に終わった。

画像2: “なりすまし”を計画

 後日、被害女性のパスポートなどの身分証がなくなっていたことから捜査に乗り出した警察がチーズケーキに精神安定剤が混入していたことを発見し、ヴィクトリアを逮捕。

 ちなみに、この事件にはまだ続きがある。なんとその後の捜査でヴィクトリアがニューヨークに来る前、母国ロシアでも同じような方法で殺人事件を起こしていたという衝撃の事実が発覚。今回、殺人未遂を犯してまで「なりすまし」をしようとしたのは、それが理由であったとわかった。

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