レイプ被害を訴えた14歳の少年に対する学校側の対応に非難の声が殺到している。

「ただの悪ふざけ」

 米オクラホマ州にあるワシントン・ミドルスクールに通う14歳の少年が、同校に通う複数の生徒からレイプ被害にあったことを学校側に申し出たにもかかわらず、まともに取り合えってもらえなかったことがわかった。現在、少年とその家族は学校側の不適切な対処を理由に訴訟を起こす構えであることを、AP通信が伝えている。

 少年側の主張によると、日本でいうところの小学校6年生の時から約1年半以上に渡って、体育会系の生徒たちから性的暴行を受けていたという。少なくとも3回は性的暴行を加えられたといい、それ以外にも執拗なイジメや脅迫といった被害に日常的にあっていたことが裁判所に提出された書類のなかで明らかにされた。

画像: 「ただの悪ふざけ」

 また、ほかの生徒たちの目の前で性的暴行を加えられたこともわかっており、裁判所に提出された書類にはその時のことについて、「これはイタズラでもアクシデントでもありません。少年は拘束され、ほかの生徒の目の前で肛門に指を入れられました」という詳細な内容も記されていた。 

  しかし、これらの被害を少年の両親が校長との面談の際に伝えたところ、「ただの悪ふざけ」「ちょっと手が触れてしまっただけ」という言葉で片付けられ、事実を認めようとしなかったのだとか。裁判を通して、少年と家族は学校側に性的暴行をふくむ一連のイジメについて認めるよう求めている。

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