母親がレズビアンであることを最新アルバムの曲「スマイル」で告白したラッパーのジェイ・Zが、母親がレズビアンであることをカミングアウトした瞬間について初めて語った。

 大物司会者デヴィッド・レターマンのトーク番組『デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター』に出演したジェイ・Z(48)は、母親のグロリア・カーターから女性を愛していることを初めて告白された時の様子をこう語った。

「子供を守りたい一心で、自分を優先しないで生きる人生を想像してみてほしい。母は、子供たちを守るために、子供たちの恥にならないように、ずっと自分らしさを隠して生きなくてはいけなかったんだ。そんな母が俺の前に座り、『愛している人がいるの』と言ったんだよ。本気で泣いたよ。これは実話だよ。母親がついに自由になれたと思って、嬉し泣きしたんだよ」

 ジェイは母親のセクシャリティについて知ってはいたものの、それまで親子間でその話題があがることはなく、ジェイが47歳だった昨年に初めてこの会話をしたという。

 そしてジェイは、翌日に「スマイル」を制作。「ママには子供が4人いる/でも彼女はレズビアン/ずっと隠さなきゃいけなくて今や役者」とラップした。

「母がパートナーを愛していると初めて俺に言った時、『ある人を愛しているかもしれない』と言ったんだ。『かもしれない』だよ。この期に及んでまだ少し躊躇してた。『愛してる』じゃなくて、『愛しているかもしれない』だって。俺はただ泣いたね。嬉し泣きなんて信じていないタチなのに、なんなんだろうな」

 ジェイがプライベートからキャリアまで赤裸々に語ったこちらのインタビューは、Netflixにて4月6日より配信される。

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