映画『スパイダーマン:ホームカミング』のトム・ホランドが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督からファンへのネタバレ禁止のお願いに、自虐コメントを出した。(フロントロウ編集部)

 映画『スパイダーマン:ホームカミング』で主役のスパイダーマンを演じ、マーベルの仲間入りを果たしたトム・ホランド(21)は、4月27日に日本公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもスパイダーマン役で出演している。

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 マーベルはネタバレに関してかなり厳しく、キャストは台本をスタジオから持ち出すことさえ禁止されているほど。けれどトムはこれまでに何度も重要なヒミツをうっかり話してしまった前科が。そのため台本をギリギリまで渡してもらえないと嘆いたことも。

監督がネタバレ禁止のお願い

 そんななか公開まで1ヵ月とせまり、これからキャストたちが世界中を周るプレスツアーが始まる。世界各国で開催されるプレミアでもロサンゼルスのプレミアまでは、ネタバレを防ぐためにファンにも一部の映像しか見せない徹底ぶりを見せている。

 そして先日、今作の監督を務めるルッソ兄弟がインスタグラムにファンへ向けてネタバレ禁止のお願いの声明を出した。

 それは「#ThanosDemandsYourSilence(サノスは沈黙を要求する)」というハッシュタグがつけられ、声明文の紙にサノスの手が添えられている写真。そこには、「この映画に関わってきたみんなが、トップレベルのヒミツを守るために2年間努力してきました。映画の核心をつくポイントは、いまでさえ数人の人しか知らない状態です。そこで、インフィニティ・ウォーを見た際は、すべてのファンが作品を楽しめるように、私たちがしてきたようにヒミツを守ってください」と書かれていた。

 これに真っ先に反応したのが、これまでに何度もそのヒミツをバラしてきたトム。このルッソ兄弟のツイートをリツイートし、「この手紙ってもともとは僕に向けられたものだよね(笑)」と自虐コメント。

 さらにこの声明文に対して主役アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jrも「ヒミツを守ってくれると信じてるよ。ネタバレ禁止でお願いね」とコメントし、ホークアイを演じるジェレミー・レナーも「僕は何も言わないよ…だって何も知らないからね」と反応している。

 続編となる『アベンジャーズ4』はタイトル自体がネタバレだからと、まだタイトルすら発表されていない。多くのスタッフやキャストが長年も必死にネタバレさせまいと努力してきた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、4月27日(金)から日本公開がスタート。

※当初「アイアンマンの手が添えられている」という記載がありましたが、正しくは「サノスの手」になります。

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