過去に「最高のキャスト」の1人として表彰されたこともある、米カリフォルニア州のディズニーランドのキャストが仕事への熱い思いを地元メディアに語った。

仕事ではなくミッション

 ディズニーの事業に従事するすべての人たちのなかから毎年選ばれる、「ウォルト・ディズニー・レガシー・アワード(Walt Disney Legacy Award)」を過去に受賞した米カリフォルニア州のディズニーランドのキャスト、マイケル・エステスが、地元メディアNewport Patchのインタビューで「自分にとってディズニーランドで働くことは、仕事ではなくミッションだ」と明かした。

 その理由について彼はこう説明している。

 「基本的なものもふくめて、覚えなきゃいけないことがたくさんある。でも何より大切なのは、遊びに来るお客様にとってここ(ディズニーランド)にいることそのものが特別なことじゃなきゃいけないんだ。そのためにも、パーク内はつねにキレイで、フレンドリーな雰囲気で、安全な場所でなければいけない。もしそのすべてが達成できて、お客様が安心して過ごすことができた時にわき出る感情は、ほかでは絶対に感じることのできないものだよ」

画像: 仕事中のマイケル(右)。 ©︎Newport Patch

仕事中のマイケル(右)。
©︎Newport Patch

 小さい頃からよくディズニーランドに遊びに来ていたというマイケルは、自分と同じようにここで素晴らしい経験をしてほしいという理由で就職先にディズニーランドを選んだ。妻ともこの仕事を通じて出会ったといい、彼にとってディズニーランドはまさに人生そのもの。

 “お客様に特別な体験をしてほしい”という思いで仕事をしている彼に言わせれば、パーク内でのすべての作業がお客様を笑顔にするためのミッションなのだ。

画像: 仕事ではなくミッション

 ちなみに、同インタビューで「仕事が一生終わらない」と漏らしていたマイケル。でもその理由は恐らくみなさんが想像しているようなものではなく、1日が無事に終わっても次の日にまた新たなミッションがあるという意味からの発言だった。

 訪れる人に特別な時間を過ごしてもらいたいというマイケルのミッションはこれからもずっと続く。

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