ザ・ウィークエンドが予告なしで発表したEP『マイ・ディアー・メランコリー』で、全米アルバムチャート1位を獲得した。

 『マイ・ディアー・メランコリー(意味:僕の愛しの憂うつ)』と名付けられた全10曲のEPは、ザ・ウィークエンド(28)にとって約2年ぶりの発表作にして、元カノであるセレーナ・ゴメス(25)とベラ・ハディッド(21)を題材にしているというウワサでも話題の作品。

 米Billboard誌の発表によると、『マイ・ディアー・メランコリー』の初動ユニット数は16万9,999で、うち純粋なアルバムの売り上げ数は6万8,000。これで、ウィークエンドは3作連続で全米アルバムチャート1位を獲得した。

 16万9,999という初動ユニット数は、ウィークエンドが前作『スターボーイ』で作ったR&Bアルバムの最高ユニット数を更新するもので、6万8,000という売り上げ数はメアリー・J・ブライジが2017年に『ストレングス・オブ・ア・ウーマン』で作った7万2,000という数字に次ぐ記録。

 さらに、10曲という少ないトラック数の作品が全米1位を獲得するのは、2010年の『Glee: The Music, Journey to Regionals』以来、約8年ぶりだという。

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