Photo:スプラッシュ/アフロ,ニュースコム,Instagram/Avril Lavigne
 2013年にアルバム『アヴリル・ラヴィーン』を発売してから、ライム病との闘病などで表舞台から遠ざかっていたシンガーのアヴリル・ラヴィーンが約2年ぶりに公の場に登場した。

しっとりとした大人の魅力を発揮

 2016年4月に母国カナダで行われたジュノ・アワードに登場して以来、一度もレッドカーペットイベントに姿を現していなかったアヴリルが、先週末に米カリフォルニアで行われたチャリティイベントに来場。久しぶりに元気な姿を見せた。

 現在33歳のアヴリルはこの日、ウェディングドレス専門のクチュールデザイナーとして有名なガリア・ラハブ(Galia Lahav)の胸元が大きく開いた黒のシースルースリーブドレスでレッドカーペットに登場。

画像1: しっとりとした大人の魅力を発揮
画像2: しっとりとした大人の魅力を発揮

 ヒット曲「コンプリケイテッド」や「スケーターボーイ」などをリリースした2000年代前半の頃のパンク風のポップなロックスタイルとは一線を画す落ち着いた装いで大人の女性の魅力を放っていた。

  

新作アルバムを年内にリリース

 米E!ニュースのインタビューを受けたアヴリルは、自身6作目となる待望アルバムがあと2週間ほどで完成することを明かし、「とてもパワフルな作品よ。3年もこのアルバムの制作に費やしてきたの。年内にはリリースできるはず」とコメント。

 あまりにも長く新作を発表していないことで不安や不満に思っているファンがいることも認識しているとし、「『新作は一体どうなってるの? 』と思っているファンがいるのも分かってる。でも、私は今自分にできる全てのことをやっています。このアルバムは、ちゃんとパーフェクトな状態で世に送り出したい。私がこの作品にかけたすべての時間と努力はきっと報われるはず」とファンに約束した。

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イベント参加後にアヴリルがインスタグラムで公開したピアノに向かう様子。

 自身の病状について、現在はだいぶ落ち着いていると話したアヴリル。「ここ数年間はこういったイベントに参加することすらままならならなかった。まるで冬眠するみたいにベッドで寝込んで、回復に専念していたの。いい時もあれば悪い時もあったわ。でも、そういった経験を乗り越えたら、すべてが明るく見えるようになったの。シンプルな物事こそが人生において最も大切なことなのだということを学んだの」と語り、久々にレッドカーペット・イベントに参加することができた喜びを噛みしめていた。

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