ある高校の生徒が仕掛けたイタズラに学校側や警察もお手上げの様子。そのイタズラとは一体?

 アメリカ・ウィスコンシン州にあるカンバーランド高校の卒業生たちは、卒業直前の思い出として、あるイタズラを決行することに。そのイタズラとは、学校の壁に車が突っ込むという事故現場を作るというもの。

 彼らが人々を騙そうと一所懸命作ったそのイタズラはこちら。

画像: 高校生が仕掛けた「クオリティが高すぎるイタズラ」に学校や警察もお手上げ

 パッと見ると本当に車が壁に突っ込んだ事故現場にしか見えないものの、よく見てみると壁には黒い紙で穴が作られ、黒いガムテープが貼ってあったり、車の後ろの窓には「CHS Class of 2018」と書かれていたり、イタズラと分かる演出が。

 これを見た人が本物だと勘違いし、警察に通報。急いで現場に駆け付けた警察はこのイタズラを見て爆笑してしまったよう。さらに、普通なら怒るであろう学校の校長は、「これが彼らが思いついた一番悪いことなんだと思うと、私たちの生徒は本当に良い子ばかりだと実感しました」と、逆に喜んでいた。

実は深いメッセージが

 このイタズラを決行した男子生徒4人は、この見事なイタズラ現場と共に写真を撮影。彼らが掲げている旗をよく見てみると、「Parents who host lose the most(飲ませる親は多くを失う」と書かれている。

画像: 実は深いメッセージが

 これは、未成年の飲酒運転での事故を防ぐためのプログラムの名前。彼らはこのイタズラを通して、ティーンエイジャーの飲酒、そして飲酒運転の危険さを伝えようともしていたのだ。

 高校最後に、実は深いメッセージを込めたクオリティの高いイタズラを決行した生徒たちに、地元の警察は「カンバーランド高校に起きたイタズラの中でも最高のイタズラ成功、おめでとう」と粋なコメントをした。

This article is a sponsored article by
''.