人気シンガーのアリアナ・グランデが、2017年5月に英マンチェスターで発生した自身のコンサート会場でのテロ爆破事件についてコメントを残した。

英自爆テロ事件から1年

 現地時間5月22日。アリアナ・グランデのコンサート会場で、死者23名、負傷者50名以上を出したイギリスのマンチェスターでの起きた自爆テロ事件。

 悲惨なテロ事件から1年が経とうとしている今、アリアナが1周忌の追悼メッセージをツイッターに投稿した。

「あなたたちのことを日々思っています。全身全霊で愛してます。この日のためにみんなに光と思いやりを送ります」

 先日発売されたTIME誌の5月号のインタビューで、アリアナとマネージャーのスクーター・ブラウンが2017年に起きたテロ事件について振り返り、事件発生後すぐは、アリアナが歌えない、同じ衣装すら着られないほど立ち直れない状態だったことを、明かしていた。

 さらにアリアナは、この事件を経て、すぐ慈善コンサートを開催し、コンサートにもすぐに復帰したことについても、「ファンにテロが勝ったと思ってほしくなかった」と力強いメッセージを送り、この事件で心を痛めた多くの人々を勇気づけた。

 一方で、「音楽は世の中で一番安全であるべき。だからこそ毎日がつらい」「時間が経てば話しやすくなると思っていても、毎日毎日、平和を待ち望んでいてもやっぱりまだすごくつらい」とも語ったアリアナは、未だにテロ事件で受けたトラウマを抱えている部分も見せた。

 世界中が悲しみに包まれた英マンチェスター自爆テロ事件から、日本時間の明日、1年が経つ。

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