トムは、自身のSNSアカウントを通じて記念すべき撮影1日目の写真を公開。
そこには、トム演じるアメリカ海軍パイロットの“マーベリック”ことピート・ミッチェルの名ゼリフ、“I feel the need - the need for speed!”「(逆転するには)スピードが必要だ」(日本字幕版訳は「やろうぜ!勝負はこれからだ!」)の一節を引用した「FEEL THE NEED」の文字が。
表情こそ見えないものの、「MARVERICK(マーベリック)」のネームが入ったヘルメット片手に戦闘機を見つめるトムの背中からは、オリジナル版のファンなら思わず鳥肌が立ってしまうような、ただならぬ渋さが漂っている。
オリジナル版の公開から33年ぶりに撮影開始となった同作は、今から約10年ほど前から制作のウワサがささやかれていたが、当初、前作から続投予定だったトニー・スコット監督が2012年に自殺してしまったために一時企画が中止に。
以来、数々の脚本家や監督たちの名前が候補に挙がっては立ち消えになるという状況が続いていたが、その後、映画『オブリビオン』でトムとタッグを組んだジョセフ・コシンスキーが監督に就任。2019年7月12日の全米公開に向け、今週ついにクランクインとなった。
トムは2017年に出演した米Access Hollywoodのインタビューで、「続編もオリジナルと似たトーンの作品になる」とコメント。プロデューサーには前作を手がけたジェリー・ブラッカイマーが名を連ね、劇中に登場する音楽も前作と同様、映画音楽家のハロルド・フォルターメイヤーが担当することを明かしており、オリジナル作の世界観はそのままに「進化したマーベリックをお見せできるだろう」と語っている。
(フロントロウ編集部)