エクササイズを生活に取り入れている人は多いと思うけれど、女性なら気になる疑問が「生理中は運動してもいいの?」ということ。“生理中は体を休めて”と聞くことは多いけれど、実際に生理中の運度はしてもいいのか、専門家が回答。(フロントロウ編集部)

運動には生理を楽にしてくれる効果も!

 生理中は体がダルくなったりと、体を動かす気分になれないのも事実。または運動したい気分になっても、体に悪いのでは?と気になる人も多いはず。でも、じつは生理中に行うことで体調が良くなったり、効果を発揮するエクササイズがあるという。

画像: 運動には生理を楽にしてくれる効果も!

 スタンフォード大学のエクササイズ生理学者ステイシー・シムズ博士は、米メディアHealthのインタビューで、「定期的に体を動かせば動かすほど、生理が軽くなるし、生理痛も少なくなる」とコメント。生理の痛みやPMSといった気分の落ち込みなどを改善する効果もあるという。

 そこで生理中にこそ取り入れたいエクササイズ4つをご紹介!

1:ウォーキング

 ある研究結果によると、軽い有酸素運動はPMSの症状をやわらげる効果があるという。とくにウォーキングは、筋肉のコリをほぐすだけでなく、背中を伸ばしてお腹の張りを解消する働きがあるそう。また、両脚を動かすことで、骨盤回りが柔らかくなり血行を良くしてくれるほか、生理痛を改善する効果も!

画像: 1:ウォーキング

2:HIIT

 脂肪燃焼効果が高いことで知られる「HIIT」は、無酸素運動と有酸素運動を交互に取り入れるエクササイズで、短時間で高い効果を発揮すると多くのセレブに大人気。そんなHIITが生理中にオススメな理由は?

 エクササイズ生理学者のステイシーによると、生理が始まるとエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が減少するため、普段よりも脂肪を燃焼しやすい体になるそう。そう、じつは生理中は脂肪を燃やすチャンス!

画像: 2:HIIT

 さらに生理期間中は筋トレなどで体を追い込むことができるようになるため、生理中は筋トレには最適なタイミングだという。生理中のエクササイズのモチベーションになりそう!

3:ジョギング

 生理になると体も重く感じるため、走るなんて無理と思う人も多いかもしれない。ところが、ニュージーランドのオタゴ大学が行なった研究では、ジョギングをはじめとする有酸素運動には、生理痛を軽減する効果があることが分かったという。ジョギングをすることで体が楽になるのであれば、トライしてみる価値アリ。

画像: 3:ジョギング

4:ストレッチ

 生理に良いと言われても、どうしても動きたくない!という人も取り組めるのが、ストレッチ。じつはダイエット効果が高いと言われているストレッチは、多くの海外セレブも日課で取り入れている。

画像: 4:ストレッチ

 またストレッチには、生理中の腹痛や背中の痛みを和らげる効果もあるという。ニューヨークのフィットネストレーナー、アマンダ・ヤングは「(ストレッチを行う時には)必ず深く腹式呼吸を行うようにして。そうすることで筋肉をほぐし、体の中心を保温することができるわ」とアドバイス。

 各ストレッチは、深呼吸しながら20~30秒間ホールドするのを目安に行ってみて。

 冷えやむくみも気になる生理中こそ、体を動かして血行を良くすることが大切だという。毎月やってくる憂鬱な時間。無理のない自分に合ったエクササイズで、身も心もリフレッシュしてみて。(フロントロウ編集部)

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