YouTube(ユーチューブ)を使っている欧米の子供たちの間で、保護者にとって悪夢と言えるイタズラが流行ってしまい、問題になっている。

 欧米の小~中学生を中心に流行っているのが、親のクレジットカードを勝手に使い、海外で大人気のサバイバルゲーム『フォートナイト』の中で使えるV-Bucksという通貨を課金するというイタズラ。

 れっきとした犯罪行為だが、子供たちは、突然の高額課金に驚いて部屋に駆け込んでくる親のリアクションをYouTubeに公開しており、YouTubeアカウントの視聴数を増やすためにこの行為を模倣する子供たちが後を絶たず、保護者の間で問題となっている。

 もっとも視聴されている動画のひとつでは、少年が5万円以上を母親のクレジットカードに課金。部屋に入ってきた母親が「今まで30分くらい銀行と喋ってたんだけど、私のお金がフォートナイトで使われてるんだけど!?」などと怒鳴りつづけ、最終的にゲームのリモコンを窓の外に捨てる。この動画は、現在までに980万回以上視聴されている。

 ほぼすべての動画で子供はお金を返すことを約束させられており、結局は自分自身に高額の借金を作っているこのイタズラ。他人のクレジットカードを承諾なく使うのは違法行為で、日本では、カードを盗んだ場合は窃盗罪が、借りたカードを勝手に使った場合でも横領罪が成立する。(フロントロウ編集部)

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