アン・ハサウェイと大御所女優メリル・ストリープを主演に迎え、人気小説『プラダを着た悪魔』を映画化した『プラダを着た悪魔』。ファッション雑誌の鬼編集長ミランダの新人アシスタントとして雇われた主人公アンディが、ファッション業界で奮闘しながら成長していく過程を描いた作品。
41億円の予算で制作された今作は、結果、326億円もの興行収入を記録する大ヒットに。オシャレなファッションだけでなく、仕事や恋愛、人生について考えさせられるストーリーは多くの女性の共感を得た。そんな今作をもっと楽しめるトリビアをご紹介。
1:主人公のアンディ役には、制作側はレイチェル・マクアダムスを考えていた。しかしレイチェルが、メインストリーム映画から離れたいという理由で何度も断った。
2:アンディをこき使う先輩アシスタントのエミリー役は100人以上の女優がオーディションを行った。エミリー役をゲットしたエミリー・ブラントは、ロンドンへの飛行機へ向かう途中にデニムとビーチサンダルを履いた姿でオーディションビデオを急いで撮影。絶対落ちたと思い込み、落ち込んでバーでお酒を飲んでいたら、制作側から「会いたい」と連絡が。その時、「次はドレス姿でね」と言われたという。
3:見事主役アンディを演じたアン・ハサウェイは、どうしてもアンディ役を演じたかったため、オーディション後に、当時FOX本社にあったガーデンの砂に「私を雇って」と書いた。
4:同作で共演したことで仲良くなったエミリーとナイジェル役のスタンリー・リッチ。エミリーの結婚式に招待されたスタンリーは、そこでエミリーの姉フェシリティに出会い、その後結婚。
5:ミランダがアンディのデスクにコートを投げるシーンは、ミランダを演じたメリル・ストリープにとって難しかったようで、30回以上もNGシーンを繰り返した。
6:ミランダの子供の双子役を見つけるのは簡単ではなく、100組以上の双子をオーディションした。
7:アンディがミランダからの要求でレストランからテイクアウトしてきたステーキを、「いらない」と言われ、アンディがシンクにお皿ごと捨てるシーン。そこで使われたお皿は高級ブランド、エルメスのもの。
8:エミリーのエディター仲間としてゲスト出演したスーパーモデルのジゼル・ブンチェンは、「モデル以外の役なら」という条件で出演を受け入れた。
9:今作に出演する前のアンは、『プリンセス・ダイアリー』や『魔法にかけられたエラ』など若者向け映画に出演していた。大人向け映画『プラダを着た悪魔』の出演は、アンのキャリアにとって大きな変化となった。
10:オシャレなファッションも話題になった今作の衣装代は、1億円。
11:ミランダ役で着用した衣装を、メリルはすべてチャリティー団体に寄付した。
12:アンは撮影当時、実業家のラファエロ・フォリエリと交際していた。ラファエロはアンが働くこと自体をよく思っておらず、とくに夜遅くの撮影になるとアンはつねに不安そうにしていたという。ラファエロはその後詐欺で逮捕され、アンとは破局。
13:メリルは、役作りのため共演者とわざと距離を保っていた。アンには撮影初日、「あなたはこの役にぴったりだと思うわ。一緒に働けて本当に嬉しい。だけどこれがあなたに言う、最後の優しい言葉よ」と声をかけた。
14:最後にミランダがアンディに言う、「みんなが私たちのようになりたいのよ」と言うセリフはもともと「みんなが私のようになりたいのよ」だった。それをメリルが変更した。
15:ミランダがアンディに、エミリーではなくアンディがパリに同行することを告げるシーンで、アンディはエッフェルタワーのチャームがついたシャネルのネックレスをつけている。(フロントロウ編集部)