多くの海外セレブも愛用しているMICHAEL KORSが、7月にブランドのロゴを落書き風に描いた「グラフィティ・カプセル・コレクション」を販売することを発表。
同コレクションは、レディ・トゥ・ウェア、ハンドバッグなどのアクセサリー、そしてフットウェアの全9ピースで構成。
インハウスでデザインされた落書きロゴは、80年代前半のニューヨークで席巻した、大胆でスタイリッシュなタギング・アートからインスピレーションを受けたもの。
黒と白で描かれたデザインは、ブランドのホームであるニューヨークのストリートアートと、そのストリートに影響を受けた今日のファッションに敬意を表したもの。デザイナーのマイケル・コースは、このコレクションについてこう話している。
私は1981年、当時アップタウンとダウンタウンが激しく衝突していたときに会社を設立しました。アップタウンの女性たちはダウンタウンの“Mudd Club(マッド・クラブ)”や“Club 57(クラブ57)”(※1)に集まり、“Fab 5 Freddy(ファブ・ファイブ・フレディ)”や“Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)”のようなアーティスト達は、彼らの作品を“PS 1”(※2)で発表していました。いまだに彼らのシグネチャーをLES(ロウアー・イースト・サイド)のビルやサブウェイカーでみることができるかもしれない。今はそのハイとローのミックスがすべてです
※1 Mudd Club / Club 57: 70年代後半から80年代前半にかけてニューヨークで人気を博したナイトクラブ
※2 PS 1: 現在のMoMA PS1(ニューヨークの現代美術館)
このグラフィティ・カプセル・コレクションは、2018年7月より全世界で展開を予定している。(フロントロウ編集部)