伝説のラッパーの未解決事件がドラマに
ヒップホップ史に多くの伝説を残しながらも1996年に、かの有名なヒップホップの東西抗争で、25歳という若さで銃弾に倒れたラッパーの2PAC(トゥーパック)。
いまだ未解決の殺人事件は、2PACの殺害から翌年の1997年、東西抗争で2PACと対立したラッパーのノトーリアス・B.I.G.もまた何者かによって射殺された。
当時は絶大な人気を誇り、抗争が始まる前までは友人でもあった2人の未解決事件に、多くの関心を呼び、B.I.G.の事件については2011年に3度目となる再捜査が行われた。
そんな偉大な2人に関連する作品は、これまで数多く世に送り出されてきたけれど、この度Netflixから、2人の事件をベースに混迷する捜査の行方を描いたドラマ『UNSOLVED:未解決ファイルを開いて』が配信された。
そこで2PAC役を演じた俳優のマーク・ローズ(25)が、2PAC本人にそっくりだと話題を集めている。
2PAC役を熱演して注目
じつはマーク、映画初出演となった2015年公開の映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』でも2PAC役を演じており、まるで生き写しのようにそっくりな姿に見るものを驚愕させた。
いまだ生存説まで囁かれている2PACだけに、同じニューヨーク出身であることなど、ルックス以外の共通点があることから、本物だと疑われることもあるというマーク。
そんな人気急上昇中のマークが2PACを見事に演じ切った同作には、これまた話し方が本物そっくりな新人俳優のウェイビー・ジョーンズがB.I.G.役に抜擢。
さらに捜査担当として事件を追った実在の警察官役を『トランスフォーマー』のジョシュ・デュアメルや、『ウェストワールド』のジミ・シンプソン、『スパイダーマン:ホームカミング』のボキーム・ウッドパイン、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』マイケル・ハーネイなどの実力派俳優陣が演じている。
2PACとB.I.G.の人生を警察の捜査内容からたどる『UNSOLVED:未解決ファイルを開いて』はNetflixにて配信中。(フロントロウ編集部)