R&B界で今ぐんぐんと人気を急上昇させているのが、イギリス出身のシンガー、エラ・マイ。
オーディション番組『Xファクター』にグループで出演したものの、デビューまでのチャンスを掴むことはできなかった。
ソロとしてもう一度挑戦するために、インスタグラムにカバー動画を投稿し続けていた時に、ビッグ・ショーンの「アイ・ドント・ファック・ウィズ・ユー」などを手がけた、DJマスタードにその才能を見いだされ、デビューのオファーを受ける。
その後、着々と人気を集めR&B界で「次に来そうなアーティスト」として期待される存在となった。
もともと、去年に「ブード・アップ」のオリジナルバージョンをリリースしていて、ビルボードのR&Bチャートでは1位も記録している。
オリジナルバージョンのミュージックビデオには、あの人気シンガー、カリードもカメオ出演しているので、それも注目。
そんな彼女が今回リリースした、「ブード・アップ」のリミックスバージョンには、ニッキー・ミナージュとミーゴスのメンバーであるクエヴォが参加。
クエヴォとニッキーがタッグを組む時は、本格的なラップテイストの曲をリリースすることが多いなか、「ブード・アップ」のようなR&B調の楽曲で彼らのラップが聞けるのはレア。
エラのスムースな歌声だけでなく、ニッキーの力強いラップと、クエヴォの特徴的なオートチューンされた声が聞けるリミックスバージョン。3人それぞれ全く違うのに、なぜかそれを感じさせないような、甘美なハーモニーを聞くことができる。
(フロントロウ編集部)