4月23日に誕生したイギリス王室のウィリアム王子&キャサリン妃の次男ルイ王子(0)の洗礼式が行われた。

洗礼式にロイヤルファミリーが集結

 ロンドンのセント・ジェームズ宮殿内にある、チャペル・ロイヤルで行われた洗礼式(※)には兄であるジョージ王子(4)と姉のシャーロット王女(3)も参列したほか、ルイ王子の叔父にあたるヘンリー王子とその妻のメーガン妃や、キャサリン妃の妹で現在妊娠中のピッパ・ミドルトンの姿もあった。事前に欠席することが明かされていたエリザベス女王と夫のフィリップ殿下は欠席となった。

※キリスト教の信仰を公に表明し、洗礼を受け、教会の一員となるための儀式。

画像: 左から:シャーロット王女、ウィリアム王子、ジョージ王子、ルイ王子を抱くキャサリン妃。

左から:シャーロット王女、ウィリアム王子、ジョージ王子、ルイ王子を抱くキャサリン妃。

画像: ヘンリー王子&メーガン妃。

ヘンリー王子&メーガン妃。

画像: ピッパ・ミドルトンと夫のジェームズ・マシューズ。

ピッパ・ミドルトンと夫のジェームズ・マシューズ。


歴史の重みを感じる「おさがり」

  アレキサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)のクリーム色のワンピースを着た母キャサリン妃の腕に大切そうに抱かれたルイ王子は、ジョージ王子とシャーロット王女も着用したイギリス王室に伝わる特別な洗礼式用ガウンに身を包んでチャペル内へ。

画像1: 歴史の重みを感じる「おさがり」
画像2: 歴史の重みを感じる「おさがり」

  デヴォン地方に古くから伝わるホニトンレースと呼ばれる繊細なレースをふんだんに使用した美しいガウンを着用したロイヤルベビーはジョージ王子やシャーロット王女だけではなく、これまでに6人の子供たちがこの衣装に身を包んで洗礼式に臨んでいる。

画像: ジョージ王子の洗礼式。

ジョージ王子の洗礼式。

画像: シャーロット王女の洗礼式。

シャーロット王女の洗礼式。

  もともとは、1841年に開催された洗礼式でヴィクトリア女王が娘のヴィクトリア王女に着用させたガウンが160年以上にも渡ってイギリス王室に伝わる伝統的な衣装として使用されていたが、エリザベス女王やチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子を含む総勢60名以上のロイヤルベビーたちが着用したこのオリジナルのガウンは、時と共にほころびてしまい、使用の存続が難しくなった。

 そこで、2004年にエリザベス女王の命によりレプリカ版である現在のガウンが製作。2007年に誕生したセヴァーン子爵ジェームズ以降のロイヤルベビーの洗礼式に使用されている。

画像: キャサリン妃の腕の中でお昼寝中のルイ王子。

キャサリン妃の腕の中でお昼寝中のルイ王子。

  もとを辿れば180年近い歴史がある「おさがり」をばっちりと着こなしたルイ王子。洗礼式前に撮られた写真では、お昼寝中だったため、ぱっちりとした可愛らしい目を見ることはできなかったけれど、すくすくと成長しているルイ王子の健やかな寝顔を見られただけでも、なんだか幸せな気分になるという王室ファンは多いはず。(フロントロウ編集部)

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