困った時はクリスに助けを求めるのが1番!?
ついに待ちに待った映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の公開がスタート。世界中がジュラシック・フィーバーに包まれるなか、先日ジャパンプレミアに出席するために来日した主演俳優のクリス・プラット(39)と女優のブライス・ダラス・ハワード(37)の2人に、フロントロウ編集部が特別にインタビューしてきました!
前作に続いて、本作でも息のピッタリ合ったコンビネーションを見せているクリスとブライスは、プライベートでもまるで兄妹のようにとても仲良し。そんなお互いのことをよく知る2人に、こんな質問をぶつけてみたところ予想以上におもしろい答えが返ってきた。
➢ 本作に出てくるような危機的状況に対応できるのは2人のうちどっち?
ブライス:もし人類滅亡の危機に直面したら、私は間違いなくクリスの家に行くわ。どんな恐ろしいことが起きても、クリスはいつだって準備万端よ。何があっても彼を攻撃したりしちゃいけないわ。自分のことも、みんなのことも守ってくれる。彼はとてもたくましいの。だから、何かあった時は絶対に彼のそばにいたいわ。
クリス:(ブライスの言う通り)まず僕を襲うことはあまりオススメはしないね。なぜなら、ブライスが僕のことをとても慕ってくれているから、僕が襲われて傷つこうものなら彼女が黙ってない。ブライスはこう見えて恐竜並みに鋭い爪を隠し持っていて、いざとなったらその爪で襲ってくるんだ。(ブライスの方を向いて)正直、君の悪い部分は一度も見たことがないけど、みんな君を怒らせたら葬られることをきっとわかってるんだろうね(笑)
クリスなら“どんな危機的状況にも対応できる”と即答していたブライスは、彼が話している最中に、クリスを襲ってくるような人がいたら「私が退治してやる」と何度も連呼。クリスが言っていた通り、彼のことを心から慕っている様子が垣間見えた。
最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の見どころについて
もちろん最新作の見どころや撮影中の苦労についても色々と聞いてきました!ブライスいわく撮影するのが大変だったけどお気に入りのシーンとは?
➢ 撮影するのが最も大変だったシーン
クリス:それぞれのシーンで違った苦労があったけど、ブライスたちが乗ったジャイロスフィアが海に沈むシーンかな。水中で撮影をするということ自体大変だったし、監督のこだわりでジャイロスフィアのなかにいるブライスたちの視点で撮影するために、ジャイロスフィアのなかにカメラを設置して、自分がその動きに合わせなきゃいけなかったんだ。
あとはとにかく走らされたね。みんなで坂を駆け下りたんだけど、歳を取ったからかな、膝を痛めたよ(笑)
ブライス:クリスが言っていたことにつけ足すとすれば、どのシーンにも挑戦がつきものだったけど、私たちの仕事には見た人をワクワクさせるだけじゃなく、大変そうだなと思わせることもふくまれてる。そう思わせる方法として1番簡単なのは、現場が実際にそれだけ大変であるということ。(クリスが言っていた)ジャイロスフィアのシーンのように、キツそうなアクションシーンほどみんなの記憶にも残るし、演じる側も報われた気持ちになるわ。個人的にはスタントに挑戦する日が1番のお気に入りだったわ。とにかく全力で挑むことができから。
➢ クリス演じるオーウェンとブルーの関係について
クリス:オーウェンとブルーの関係は、犬と人間の関係と一緒で、とても忠実で純粋な関係だと思う。ライオンやトラのような肉食のネコ科の動物は少しでも弱みやスキを見せると、本能で襲いかかってくる。けれどオーウェンが弱っている時、ブルーは彼を襲うのではなく共感を示すんだ。ブルーはとても忠実で、オーウェンがどこへ行こうと彼のことを守ってくれる。
ブライス:人間と動物の関係の純粋さというのは、“異なる言語”を話すことにあると思うの。理解というものを超えて通じ合うことができるし、そういった能力はどの人間にも持つことができる力よ。そして相手と通じ合おうと努力するのは、普段の人間関係でも同じよね。
ちなみに、この質問をした際に忠犬「ハチ公」の話を例として出したところ、クリスはハチ公のことをまったく知らなかったようだが、ブライスは渋谷駅に銅像があることを知っており、「あの銅像の犬よね!?」と嬉しそうに反応していた。
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は世界各地で大ヒットを記録している。(フロントロウ編集部)