『アベンジャーズ4』の撮影が進行中
『アベンジャーズ』シリーズで、世界最高の平和維持諜報機関であるシールド(S.H.I.E.L.D.)の司令官としてアベンジャーズ結成を指揮したニック・フューリーを演じたサミュエル・L・ジャクソン(69)が、自身のインスタグラムでニックに関連するアイテムを公開した。
映画史に残る大ヒットを記録した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が予想以上の大反響を呼んだことを受けて、同作の公開後に、続編となる2019年5月9日に公開予定の『アベンジャーズ4(仮)』のストーリーラインが変更。今夏から急ピッチで再び撮影が行われている。
その撮影に臨んでいるサミュエルが、ニックに関する4枚の写真を投稿した。
サミュエルが投稿したのは、ニックの代名詞でもある黒い眼帯と左目の傷の特殊メイク。そして物語のキーとなるかもしれないつけヒゲ。
『アベンジャーズ4(仮)』は、ストーリーを通して時間を行き来することが濃厚とされているため、白髪交じりで伸びたヒゲは少し年老いたニックが登場することを表している可能性が高い。
ニックの「肩書」がやばすぎる
そんな貴重な写真が投稿されるなか、注目はニックの名刺の写真。実際に使用されるシーンがあるのかはわからないが、ここにシールドの住所や電話番号など、コアなファンにはたまらない情報がたっぷりと詰まっている。
さらに注目は、「フューリー(FURY)」と書かれた下に記されている肩書。ここに司令官でもディレクターでもなく、なんと「BADMOTHERF—KER(いかれた野郎)」というまさかすぎる名称が記されている。
しかもこの「BAD MOTHERF--KER(いかれた野郎)」というフレーズ。サミュエルのファンならピンときた人もいるかもしれないが、これは名作『パルプ・フィクション』でサミュエルが演じたジュールス・ウィンフィールドが使っていたフレーズでもあるというサプライズが…!
MCU映画による『パルプ・フィクション』イジリはこれが初めてではなく、『アイアンマン2』でもニックとアイアンマンが対話するハンバーガーショップのシーンで、『パルプ・フィクション』のアイコニックなシーンを連想させるセットが使われていた。
来年の5月の公開までの待ち遠しい時間にマーベル・スタジオは、サミュエルの投稿を通して、マーベルファンだけでなく映画ファンまでをも魅了する粋な計らいをした。(フロントロウ編集部)