一度ドウェイン・ジョンソンとバトルを繰り広げた映画『ワイルド・スピード』のタイリース・ギブソンが、その時のことを「クールじゃなかった」とコメントした。

これまでの経緯

 大人気映画『ワイルド・スピード』シリーズは、2019年に予定されていた9作目の公開を2020年に延期することを発表。それについてピアーズ役で出演するタイリース・ギブソンが、ホブス役演じるドウェイン・ジョンソンをインスタグラムで痛烈に批判した。

 その理由は、ドウェインが同作でショウ役を演じるジェイソン・ステイサムとのスピンオフを制作しており、それが原因で9作目の公開が延期になったと指摘し、ドウェインが出演するなら自分は出演しないとまで発言。

 ドウェインが一切コメントをしていなかったけれど、しばらくしてタイリースが「ドウェインのエージェントと話し合った」と報告し、ドウェイン側と和解したことを明かし、一件落着していた。

画像: これまでの経緯

タイリースがバトルを反省

 それから半年以上経った先日、ポッドキャストのインタビューでタイリースは、この時のバトルについて振り返った。一方的にファンも見ているSNSでドウェインを公開批判したことを、「このシリーズに関わっている人たちの代わりに、俺がメッセンジャーになっていると感じたんだ。だけど俺がバカだったのは、思ったことをSNSで明かして表沙汰にしたこと。あれは俺が悪かった。プロのすることじゃないし、クールじゃなかった」とコメントした。

 『ワイルド・スピード』シリーズでは、ドウェインと主演のヴィン・ディーゼルの不仲もあり、その上さらにタイリースがドウェインとの不仲も匂わせ、悲しむファンが多くいた。

 そんななかタイリースのこの発言が公になる前に、先週トーク番組『Watch What Happens Live』に出演したドウェインは、タイリースとの関係について、「タイリースとはまったく話していないよ。彼とは長い間友人だったから、この騒動はとても残念だったんだ。だけど彼と会話をする必要は感じない」と話した。(フロントロウ編集部)

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