映画『ワンダーウーマン』の続編の時代設定が1980年代である理由を監督のパティ・ジェンキンスがファンの前で明かした。

なぜ1980年代が舞台に?

 昨年、全世界で大ヒットを記録したDCの人気ヒーロー映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984(Wonder Woman 1984)』で、1作目に続き主演を務める女優のガル・ガドット、俳優のクリス・パイン、監督のパティ・ジェンキンスの3人が米サンディエゴで開催されていたコミコンのトークセッションに登場。

画像: 左から監督のパティ・ジェンキンス、前作でスティーブを演じたクリス・パイン、ワンダーウーマン役のガル・ガドット。

左から監督のパティ・ジェンキンス、前作でスティーブを演じたクリス・パイン、ワンダーウーマン役のガル・ガドット。

 そこで続編の舞台が、前作の第1次世界大戦真っ只中の1910年代から1984年に変わった理由について監督のパティが明かした。

 「この時代を選んだのは、私たちの歴史において80年代は最高な時期であったと同時に、最低な時期でもあったからよ。あの頃は、そこらじゅう最高の音楽や優雅で美しいものであふれていた。その一方で、私たちの醜い部分も滲み出ていたわ。そういう極端な時代にワンダーウーマンがいたら、素晴らしいに違いないと思ったの」

画像: なぜ1980年代が舞台に?

 1作目の1910年代と同じく、1980年代が“人間の醜さ”が見え隠れする時代であったという点が、大きく影響していると話したパティは、続けて前作に普通の人間役として出演していたクリス(・パイン)が、続編でも前作とまったく変わらぬ見た目で出演していることについて、「見てからのお楽しみ。(クリスの演じる役が)物語の重要なポイントになる」と、気になる発言をしてファンの続編への期待感をあおった。(フロントロウ編集部)

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