ネイルサロンで足の爪にマニキュアを塗る“ペディキュア”をした女性が、施術の際におこなったある行為が原因で足を切断する危機に陥っていたことがわかった。

硬くなった皮膚を除去するための「器具」が原因?

 今から約数週間前、米ノースカロライナ州在住の35歳の女性が、ネイルサロンでペディキュアをしてもらったあとに、足の腫れに加えてめまいや吐き気といった症状を訴え、病院に搬送されていたことが明らかになった。

 現在は削除されてしまったフェイスブックの投稿で、女性はネイルサロンでの施術後に「とても清潔でAランクの店」と評価していたのだが、一体彼女の身に何が起きたのだろうか?

画像: 硬くなった皮膚を除去するための「器具」が原因?

 実は、女性が一連の症状に見舞われた原因は、ネイルサロン側が施術の際に使用した「カルスカッター」という、「たこ」や「うおのめ」のように硬くなった皮膚を除去するための特殊な器具にあった。

 女性の証言では、このカルスカッターを使った施術の際に2ヵ所ほど軽い切り傷ができたそうだが、たいした傷ではなかったため、そのまま放置してしまったのだという。その結果、傷口から菌が体内に入り、重度の感染症に。一時は、脚を切断しなければならない可能性があることを医師に告げられるほど症状が悪化していたが、幸いにも約2週間に及ぶ集中治療の末になんとか回復。

 ちなみに、今回被害にあった女性が暮らすノースカロライナ州では、こういった衛生面での理由からカルスカッターの使用が法律で禁止されている。(フロントロウ編集部)

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