レイプ被害にあったことが原因で自殺した女性が、命を絶つ直前にインスタグラムに投稿したメッセージに胸が痛む...。

SNSに「最期の言葉」を残す

 世界中で後を絶たないレイプ事件の被害者の尊い命がまたひとつ失われた。

 先日、南アフリカ共和国にあるローデス大学に通うケンサニ・マセコという女子学生が、同級生からレイプ被害にあったことが原因で自ら命を絶った。英Timesによると、ケンサニが被害にあったのは今から約3ヵ月前の今年5月のことだったが、彼女が事件について大学に報告したのはつい最近になってからだという。

画像1: ©Khensani Maseko/instagram

©Khensani Maseko/instagram

 また、ケンサニは今週にも大学の関係者と事件の調査団と面会をし、今後について話し合う予定だった。しかし、彼女はそれを待たずして自らの命を絶つ道を選んだ。

 自殺したということ以外に彼女の死に関する詳細は明らかにされておらず、遺書なども見つかっていないが、唯一、自殺する直前にインスタグラムにある投稿をしていたことがわかっている。

画像2: ©Khensani Maseko/instagram

©Khensani Maseko/instagram

※ケンサニのインスタグラムのアカウントはすでに削除されてしまったため、元の投稿は見ることができない。

 真っ黒な背景の画像に書かれている数字は、残酷にも彼女が生まれた日付亡くなった日付。そして、そこに記されていたのは「誰もレイプされるべきではない!!」という、ケンサニの悲痛な叫びだった。彼女の死後、この悲しい事件のことを知って彼女のインスタグラムを閲覧した人たちは思わず絶句。

 レイプ被害者が直面するツラい現実にショックを受けた人も多く、アカウントが削除される直前まで、ケンサニのインスタグラムには彼女の死を哀れむとともに、彼女の訴えに強く同意する声や、こういった事件が世の中から消えることを切に願うコメントが世界中の人たちから相次いだ。(フロントロウ編集部)

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