ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・ヘリング。
ニューヨーク地下鉄構内の広告板に落書きをする《サブウェイ・ドローイングス》というグラフィティ・アートで一躍脚光を浴びた彼は、1990年に31歳の若さで亡くなるまで、絵画や彫刻、アニメーション、レコード・カバーに至るまで幅広い作品を残した。
1988年にはニューヨークの1号店に続き東京・青山にもショップをオープン。当時ストリートパフォーマンスが流行していた表参道の歩行者天国で、路上にチョークでドローイングをするパフォーマンスも行い、話題を呼んだ。
キースが表参道の路上にドローイングする
秘蔵写真約30点を世界初公開
本展では、中村キース・ヘリング美術館が所蔵するオリジナルポスターをはじめ、パンクロックのレコード・カバーなど、約70点を東京で初展示。
また、彼が表参道の路上にドローイングする貴重な姿を捉えた秘蔵写真約30点を世界初公開。その他、会場内には《ポップショップ》を彷彿させるブースが登場し、グッズ販売も実施。
■キース・ヘリング生誕60年記念 特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」
会期:2018年8月9日(木)~8月19日(日)
時間:11:00-21:00(入場は閉場30分前まで)※8/12は20時まで、最終日は18時まで
会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
電話番号:03-3497-0310(総合インフォメーション)
入場料:無料