『ウィドウズ』は、アメリカ・シカゴを舞台に、4人の女性がチームを組んである秘密の計画を実行する話。この4人には共通点はほとんどない。あるのは、全員が犯罪者の妻だったという事実のみ。
夫たちは全員壮大な規模の犯罪を遂行し終える前に、警察により殺されてしまう。夫の死後、「ウィドウ(未亡人)」となった4人は、愛する夫を殺した敵を討つために、亡くなった夫たちの代わりにその犯罪を成し遂げることを決める。
『オーシャンズ8』や『ゴーストバスターズ』など、“ガール・パワー”をテーマにした作品が急激に増えているショービズ界。『ウィドウズ』もそのひとつ。予告編動画内で主役のヴィオラ・デイヴィスが放つ「No one thinks we have the balls to pull this off.(私たちにこの計画を成功させる勇気があるなんて誰も思ってない)」という言葉を聞けば、ウィドウズたちの勇敢な姿にいつの間にか奮い立たされることだろう。
主演を務めるのは、アカデミー賞女優賞受賞のヴィオラ・デイヴィス。「ウィドウズ」の他3人を演じるのは、エリザベス・デビッキ、ミシェル・ロドリゲス、そしてシンシア・エリボ。他にも、リアム・ニーソン、ギャレット・ディラハント、ダニエル・カルーヤなど豪華キャストが勢揃い。
また今回監督を務めたスティーヴ・マックイーン監督もアカデミー賞を受賞した経歴を持っている。ちなみに、スティーヴはラッパーのカニエ・ウェストの「オール・デイ」や「アイ・フィール・ライク・ザット」のミュージックビデオの監督を務めている。
実力派だらけの製作陣によって作られた『ウィドウズ』は期待できそう。
映画『ウィドウズ』は11月16日全米公開。日本公開は未定。
(フロントロウ編集部)