「Céline」が「CELINE」に
フランス発のセリーヌが、新クリエイティブ・ディレクターに就任したエディ・スリマンによる初のコレクション発表に先駆けて、ブランドの顔ともいえるロゴを一新した。
ロゴの変更に伴い、公式SNSでは過去の投稿をすべて削除。アカウントも一新させた。
新しくなったセリーヌのロゴは、1930年代から使われていた文字デザインを採用し、今までのものより文字間が狭くなった。すべて大文字になるこのロゴは、1960年代のコレクションで使われていたロゴのオマージュとなる。
そして大きな違いは、フランス語のアクセント符号がついた「é」が、普通の「e」に変わるということと、アクセントもフランス語訛りのないシンプルな「セリーヌ」になるという。
エディは、クリスチャン・ディオールやイヴ・サンローラン時代にもブランド名を変更しており、モダンなイメージづくりを行ってきた。
そんなエディによってロゴを一新させたセリーヌは、2019SSコレクションから初となるメンズウェアを展開。
同ブランドは、メンズウェアのほかオートクチュールとフレグランス事業もスタートする予定。
メンズウェアが業界人から高く評価されているエディによる、新生セリーヌの初のお披露目は今月のパリ・ファッション・ウィークでデビューされる。(フロントロウ編集部)