「ボーイ・ビート(Boy Beat)」
メイクアップの新トレンドとしてSNSで話題沸騰中の「ボーイ・ビート」というメイクアップをご存知?
このトレンドは、ドラァグクイーンなどが使う、どのアングルから見ても完璧でシミひとつないメイクである「ビート・フェイス」という言葉から広まったもので、メイクで綺麗な肌(ビート・フェイス)に仕上げつつも、男の子(ボーイ)のような自然なパーツを活かしたナチュラルメイクをするというのがポイントのメイク。
「ボーイ・ビート」とは、男の子をお手本としたメイクと言われる一方で、その人によって定義が異なることもあるメイクトレンド。
あるドラァグクイーンは、普段の男性として生活している時にするメイクをボーイ・ビートと呼び、また美容マニアたちは、そばかすや無造作眉毛、肌の赤み、さらには目のクマまでをも活かした「すっぴん風メイク」に近いメイクをSNSに紹介する時にボーイ・ビートと名づけて紹介している。
そんなボーイ・ビートなメイクをする上でお手本となっているのが、ビヨンセ。
米Vogueで2018年9月号の表紙を飾った時をはじめ、最近ではすっぴんに近いのに美肌が際立つ、メイクを最小限に抑えたナチュラルメイクをすることが増えたビヨンセ。
「ボーイ・ビート」メイクを作る5つのコツ
そんなボーイ・ビートなビヨンセのメイクを担当するサー・ジョンが、自分が思うボーイ・ビートメイクを作るための5つの簡単なコツを米Hypebaeに伝授した。
コンシーラーはライトに
日焼け止めを塗った後、軽い質感のファンデーションやコンシーラーを、スポンジなどを使わずに手で馴染ませることがナチュラルに仕上がる秘訣。普段は隠しがちなそばかすやニキビなどをすべて隠そうとするのではなく、必要最低限の部分にだけ乗せて。
眉毛は流れにまかせて
自然な眉の形を活かすために、顔のアーチにそうようにしてアイブロウペンシルで流れを描いていって。眉のすき間を埋めるのはOKだけれど、決してシャープなアングルを作らないようにするのがポイント。
ほお骨とまぶたにほんのり色味を
3トーンくらい自分の肌色より暗いブロンザーなどを、ほお骨とあごのラインに薄く乗せることでナチュラルでも立体感のある顔に。まぶたには、リップグロスか、ハイライトをのせてほんのり輝きをプラス。
リップの色は絶対ヌード
ボーイ・ビートのメイクにおけるリップは、マットやグロス、どんな質感でも構わないけれど、ヌードカラーを選ぶのはマスト。
ハイライトで内から輝く
鼻筋、ほほ骨の高い位置、そして上唇の一番高い部分にハイライトを入れるだけで、パッと明るい印象に。内から輝いて見えることで、キレイな素肌感を演出できる。
(フロントロウ編集部)