シンガーのアヴリル・ラヴィーンが待望の新曲のリリース日が正式に決定したことを明かした。

 米現地時間の9月6日、以前から「9月に何かが起こる」と意味深な予言をしていたアヴリル・ラヴィーンが、ファンに宛てて書いた長文レターを公式サイトで公開。

 その中で、2013年にアルバム『アヴリル・ラヴィーン』を発売して以来5年ぶりとなる新曲「ヘッド・アバーブ・ウォーター(Head Above Water)」を新アルバムからの先行シングルとして9月19日にリリースすることを明らかにした。

画像: 「ヘッド・アバーブ・ウォーター」のアートビジュアル。©AvrilLavigne/ Twitter twitter.com

「ヘッド・アバーブ・ウォーター」のアートビジュアル。©AvrilLavigne/ Twitter

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 2015年にライム病(※)と診断されたことを告白したアヴリルは、その後、表舞台から姿を消し、しばらくは寝たきりの生活を送るなど治療に専念してきた。ついにアルバムを完成させ、新曲をお披露目できるまでに回復したアヴリルはファンたちへの感謝と愛をこんな風に綴った。

※野生のマダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症。

 以下、フロントロウが一部中略して翻訳。

ハーイ、みんな!

 ついに、ニューアルバムからの第1弾シングルのリリース日をアナウンスすることができて最高にワクワクしてる。
 前作のアルバムを出してから、もう5年もの月日が経ってしまった。この数年間、私はライム病との戦いのために自宅療養を続けてきたわ。あの日々は、肉体的にも精神的にも苦しんだ人生最悪の時間だった。そんなバトルを音楽にすることができたことを、自分でも誇りに思う。ベッドやソファの上で曲を書いたり、レコーディングしたりしたわ。歌詞に込めた言葉は私の体験から自然と溢れ出て来たもの。自分を励ましたり、目標を持ったり、生きることの意味を模索したり…音楽と向き合うことが私を癒し、生かしてくれた。
 私がそんな人生をかけたバトルに挑み続けている間、忍耐強く待っていてくれたみんなには感謝してる。
 新アルバムから最初にリリースする曲として選んだのは「ヘッド・アバーブ・ウォーター」という曲。この曲は、人生で最も恐ろしい時を過ごしながら、初めてベッドの上で書いた曲でもあるの。あの時私は、死を受け入れ、自分の体がシャットダウンしていくのを感じていた。自分が溺れていくような気がした。いつも水中に潜っているような感じで、息継ぎのために何とかして水面に顔をあげなくちゃと必死だった。川の流れにただただ飲み込まれるようで、息もできず、「神様どうか水に顔が沈まないように助けて、嵐の中で視界が開けますように」って祈ってた。闘病を通じて神様をより近くに感じるようになったわ。この最初の曲は、母の腕に抱かれながら書いたの。この曲は私の物語を知ってもらうための歌。
 その後、トラヴィス・クラーク(※※)に出会い、一緒にピアノの前に座って曲を仕上げたわ。それを天才ステファン・モッチオ(※※※)の元へ届け、より愛すべき曲が完成した。
※※パワー・ポップバンド、ウィー・ザ・キングスのボーカル兼ギター。シンガーソングライターとしても活躍。
※※※シンガーのマイリー・サイラスのヒット曲『レッキング・ボール』や映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサウンドトラックなどを手がけた敏腕プロデューサー。

 自分の苦悩に正直に、以前よりオープンで敏感になることに決めたわ。本当のことを言うと、病気のことを話したくない自分もいた。もうそのことは忘れて前に進みたいから。でも、話すべきなんだって解ってる。だって、これは私の人生の一部だっていうだけじゃなくて、ライム病の深刻さを世間の人たちに知ってもらうためにも必要なことだから。
 たった1匹の虫のひと噛みが誰かを人生のドン底に陥れてしまうの。ライム病はすぐに処置が必要だということを知らない人も多いはず。しかもすぐに病院に行ったとしても、ライム病だと適切に診断してもらえない場合だってあるんだから! さらに、診断を受けても治療のための費用を捻出できない人だっている。
 私が立ち上げたライム病専門の基金は、ライム病で苦しむ人を少しでも減らすことを目的としているもの。ウェブサイトには、ライム病の予防に関するリソースが掲載されているわ。ライム病に精通した医師を見つける方法だって紹介してる。今後できるだけ早く、ライム病に関するリサーチを進める研究チームとの提携も発表するつもり。それから、みなさんと協力し合って、より多くの人々をライム病から守る運動もスタートしたいと思ってる。
(中略)
 私は自分が今すべき、“音楽を作り、音楽を通じて癒しや希望をシェアする”という活動によって、自分の人生を取り戻しつつある。私の音楽がみなさんの心に触れ、強さや勇気、インスピレーションを与え、励ますことができますように。私が今何よりも望んでいるのは、再びステージに立つこと。ギターを抱えて駆け回り、心の底から歌いたい。世界中を旅して、ファンのみんなに会いたい。そのためなら何だってする! でも、まずは、自分の体と相談して、健康的なバランスを保つことがが優先だから、どうかもう少し待っていてね。
 新アルバムを制作できたことは私にとって勝利のようなもの。大きな目標を達成したわ。私の復活を辛抱強く待ち、愛情を持って応援してくれるすべての人たちを心から誇りに思い、感謝しています。
 ここ数年間の経験を詰め込んだ、強さとパワーと真実に溢れたアルバムが出来上がったわ。1作目のシングル「ヘッド・アバーブ・ウォーター」は9月19日にリリースします。新しい曲とともにカムバックできること、みんなと一緒に冒険に出かけられることを心から楽しみにしてる。よっしゃー! 新しい時代の幕開けよ!

心からの愛を込めて
アヴリル・ラヴィーン

 今回の告知では時期は明らかにされなかったものの、新曲に続き、2013年にリリースしたアルバム『アヴリル・ラヴィーン』以来、5年ぶりとなる6枚目のアルバムのリリースも控えているアヴリル。彼女が魂を注いだ楽曲の数々が聞ける日が待ち遠しい! (フロントロウ編集部)

画像: 今年4月、約2年ぶりにレッドカーペットイベントに参加したアヴリル。アルバムの制作には3年以上の時間を費やしたことを明かしていた。

今年4月、約2年ぶりにレッドカーペットイベントに参加したアヴリル。アルバムの制作には3年以上の時間を費やしたことを明かしていた。

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