今回のファッションウィークでは、デザイナーが元Givenchy(ジバンシイ)のリカルド・ティッシに交代してから初のコレクションとのことで注目を集めているBurberry。先日には、これまで行っていた売れ残りの商品の焼却処分の取りやめを発表して大きな話題になった。そんななか実はもう1つ大きな発表が行われていた。
Burberryが行ったブランドの革命的な発表とは?
その発表とは、今後リアルファーを仕様しないということ。実はこれまでファーを使用してきたBurberryだけれど、今回のコレクションからファーを撤廃すると宣言。Burberryはこれまでコレクションにて動物愛護団体のPETAが乱入し、会場外や店舗前で毛皮の使用について抗議を受けたこともある。
そんなBurberryだけれど、現在GucciやVersaceといった数々の有名ブランドがファーフリー宣言をしていることを受け、ついに毛皮を撤廃。BurberryのCEOであるマルコ・ゴベッティは、「現代の贅沢品は、社会的で環境的な責任を負っている。この信念が私たちBurberryの核であり、長年の成功の鍵でもあります」と話した。
またBurberryは、今回のコレクションで面白い試みを実施。それは、コレクション終了30分後から24時間限定でコレクションの一部のアイテムをインスタグラムで購入できるという試み。
そんなBurberryは、9月17日にロンドンファッションウィークにてリカルドになってから初のコレクションが開かれる。(フロントロウ編集部)