Savagex Fentyは多様性あふれるショーに
リアーナ初となるランジェリーブランドSavage x Fenty(サヴェージ×フェンティ)。
ニューヨーク・ファッションウィークで行われたSavage x Fentyの新作コレクションのお披露目には、ジジ・ハディッドやベラ・ハディッドといった人気モデルが出演した一方、カーヴィーなモデルから、背が低いモデルまで、様々なボディタイプ・人種のモデルが登場。
なかでも目立っていたのが、妊婦のモデルたち。モデルは一般的には妊娠したら休業するしかないが、リアーナはあえて妊娠中のモデルを起用。7月に妊娠を発表した22歳のスリック・ウッズといった妊娠真っただ中のモデルが、セクシーなランジェリーに身を包んでランウェイを歩いた。
リアーナがFentyで追求する「多様性」
自身の苗字であるFenty名義で、アパレル、コスメ、ランジェリーと、次々と展開を続けるリアーナ。そんなリアーナのラインに共通するのが、「多様性」というキーワード。
例えばSavage x Fentyは、5月のローンチ時には、32A~44DDのブラジャー、XS~3Xのボトムスというサイズ展開の幅広さで大きな話題に。さらに2017年にローンチしたコスメラインFenty Beauty(フェンティ・ビューティー)でも、ファンデーションを40色展開でリリース。それぞれ、多様なボディサイズや肌の色に合わせた商品づくりが称賛されている。
そして今回、ランジェリーブランドであるSavage x Fentyのショーで起用された妊婦のモデル。「お腹の大きい女性が露出の激しいランジェリーを着て歩くなんて」という声がどこかから聞こえてきそうだが、リアーナはそういった偏見を打ち破るために、多様性にあふれたブランド展開を続けている。(フロントロウ編集部)