米マクドナルドがこの秋販売をスタートした「改良版アップルパイ」が不評に…。消費者たちが感じる“コレジャナイ感”とは一体? 

 人気定番メニューの1つであるアップルパイのレシピを改良したことを発表した米マクドナルド。

 しかし、その“新アップルパイ”が以前のものと比べて「美味しくない」と素直なフィードバックを投げかける消費者が続出している。

こちらはレシピ改良前のアップルパイ。

 世間の「前のほうが良かった」、「なぜ味を変えてしまったのか?」というリクエストや問いかけに、米マクドナルドの広報担当がアップルパイのレシピを変えたいきさつを説明。ヘルシー志向の現代人の趣向に合わせ、アップルパイだけでなくほかのメニューもより健康的で安全なレシピへと改良を進めていることを明らかにした。

 「私たちの“新・焼きたてアップルパイ”のレシピは、会社全体として行っているポジティブな改革の一環として改良されたものです。そのほかのメニューも、例えば、チキンナゲットから防腐剤を取り除いたり、ブレックファースト・サンドイッチのバターを本物に変更するなど、お客様にとって大切だと思えるレシピ変更を実施しました。アップルパイもお客様に愛される手作りの味に近づけるよう、砂糖、100%アメリカ産のリンゴ、シナモンといった少ない材料のみで作るよう変更されました」

 しかし、同社からの説明にもかかわらず、この1つ240キロカロリーの新アップルパイに関しては、「本当にヘルシーにする必要があったのか? 」と消費者は納得がいっていないよう。

 多くの人々が「こんなのマクドナルドのアップルパイじゃない。味がヘルシーすぎる」、「我々はアップルパイにヘルシーさは期待していない。パイなんだからヘルシーじゃなくていい」、「どうか以前のレシピに戻してください」とSNS上でいわゆる”コレジャナイ感”を表す不満の声を漏らしている。

 時代の流れに沿い、良かれと思って改良が実施された米マクドナルドのアップルパイだったが、世間からは意外にも冷遇されてしまった。ファストフード特有のジャンクな味がやみつきになるのは確かだが、消費者としても健康のためには今後は新レシピの味に慣れていく方が良いのかも。(フロントロウ編集部)

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