大人気シリーズ『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼルが、同シリーズのスピンオフ映画として女性が主体の映画を製作していることをインスタグラムで明かした。

 『ワイルド・スピード』シリーズからはすでに、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが主演を務めるスピンオフ映画『ホブス・アンド・ショウ(原題)』が製作されており、現在撮影中。そんななか、同シリーズで主役のドミニクを演じているヴィン・ディーゼルが、インスタグラムにある動画を投稿。

新たなスピンオフ映画が誕生!?

 現在アフリカで新作映画『ブラッドショット(原題)』を撮影しているヴィンは、「すごいものに出来上がるよ!」と興奮気味でファンに撮影が順調に進んでいることを報告。

 『ワイルド・スピード』のプロデューサーであるニール・モリッツも『ブラッドショット』を手がけていることを嬉しそうに話したヴィンは続けて、「女性がメインという俺のスピンオフのアイディアと、ほかの2つのスピンオフについて興味を持ってくれたユニバーサル・スタジオ、ありがとう」と、さらっと『ワイルド・スピード』のスピンオフ作品の計画を進めていることを暴露!

 女性が主体のスピンオフだけでなく、なんとほかにも2つものスピンオフ映画を製作することを考えていると明かしたヴィンはさらに、「『ワイルド・スピード』シリーズからあるゲストが俺をサプライズしに来てくれたんだ」とカメラを動かすと、なんとセットで懸垂をする男性が…。

 それは今は亡きポール・ウォーカーの弟コーディー・ウォーカー。コーディーは撮影中に亡くなったポールの代わりにポールが演じたブライアンを演じており、ヴィンとも親交が深いことで知られる。

ファンからは複雑な声も

 合計3つものスピンオフ映画が生まれる可能性があることについて喜ぶファンがいるなか、複雑な心境を見せるファンも。なぜかというと、過去に1度スピンオフ映画『ホブス・アンド・ショウ(原題)』を巡ってキャストがバトルを繰り広げたから。

 ピアーズ役で『ワイルド・スピード』シリーズに出演しているタイリース・ギブソンが、スピンオフが原因でオリジナルシリーズの公開が1年延期になったことを、ドウェインのせいだとしてSNSで痛烈に批判

 タイリースがのちに謝罪する形で2人は仲直りしたものの、過去にドウェインとヴィンもバトルしていることから、ヴィンが計画するスピンオフが原因でこれ以上キャストの間に溝が生まれることは避けてほしいと願うファンが。

 このインスタグラムの投稿を見る限りヴィンはかなりやる気満々な様子なので、今後正式にスピンオフ映画を製作する報告がある可能性が高い。(フロントロウ編集部) 

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