映画『ハリー・ポッター』でルーナ・ラブグッド役を演じたイヴァナ・リンチが、10代の頃に摂食障害と闘っていたことを告白。そんな彼女を救ってくれたのは、原作の作者J.K.ローリングだった。(フロントロウ編集部)

 映画『ハリー・ポッター』で主人公ハリー・ポッターの同級生ルーナ・ラブグッド役を演じたイヴァナ・リンチ。今年27歳になったイヴァナは現在、ダンスコンペティション番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演中。そこで、摂食障害に苦しんだ過去を明かした。

 「11歳か12歳の頃、摂食障害と闘っていたの。摂食障害に苦しんだ人なら分かるかもしれないけど、人生をのっとってしまう問題よ」と明かしたイヴァナ。

 病院への入退院を繰り返すほど重症だったイヴァナを救ってくれたのが、大好きな『ハリー・ポッター』シリーズと作者のJ.K.ローリングだったという。

画像: J.K.ローリングが脚本を担当した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のプレミアに駆けつけたイヴァナ・リンチ。

J.K.ローリングが脚本を担当した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のプレミアに駆けつけたイヴァナ・リンチ。

 イヴァナは当時を振り返り、「意識をそらしてくれる唯一のものが、『ハリー・ポッター』シリーズだった。だから、J.K.ローリングに手紙を書いてみたの。そうしたら返事がきて!それから、私たちは文通友達になったの。病院に入退院していた時も彼女から手紙が届いていたわ。彼女の本と、彼女の優しさが、私に生きる勇気を与えてくれたのよ」と語った。

 そんなイヴァナは2006年にルーナ・ラブグッド役の公開キャスティングに参加して見事ルーナ役を獲得し、2007年の映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』からシリーズに参加。映画への出演が摂食障害を完全に克服する手助けとなったそうで、イヴァナは、「細くいることや完璧でいることより、演技や創作の方が好きになったの。自分にも何かできる、自分にも世の中に提供できるものがあるって気づかせてくれたから、『ハリー・ポッター』への出演は人生を変えたわ」と明かした。

 イヴァナとJ.K.ローリングは映画シリーズが終わってからも、ツイッターなどを通して交流を続けている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.