セレブが通うアメリカのカリスマ・エステティシャン、レネ・ルローは、「人は1年間で約2,500時間も顔をマクラに押しつけているの。紫外線を浴びた後に顔をマクラに押しつけるのは、顔にアイロンをかけてシワを作っているのと同じなのよ」と英メディアBrydieにコメントしている。
思っている以上に恐ろしい、マクラによる跡やシワ。そんななか、アメリカの皮膚科専門医レイチェル・ナザリアンが、眠るときに「マクラ跡」がつかなくなる対処法を明かした。
手を顔に当てて寝ない
寝ている間のマクラ跡になる原因のひとつが、じつはマクラではなくて「手」。レイチェルは、「フランネルや厚地のコットンのシーツと同様に、キメの粗い肌と肌がこすれることによって圧力がかかってシワになるの」とコメント。
キメの粗い生地のように肌のキメも粗いとは、意外な指摘。レイチェルは、眠っている間は顔に手をつけないように気をつけるべきとアドバイス。
滑りやすい素材のカバーを選んで
キメの粗い手がシワを作るとお伝えしたのと同様に、マクラのカバーを選ぶときにはキメが細かい素材を選ぶのが大切で、レイチェルは「肌が滑りやすい素材をチョイスすることがポイントよ」と語コメント。
シルクやサテン素材のような、滑りのいい素材を使用することによって、肌が生地に引っ張られたりすることがなくなり、シワやマクラ跡がつきにくくなるそう。
そもそもマクラに顔をつけない!仰向けで寝る
眠っている時のポジションをコントロールすることは難しいけれど、それでもレイチェルは顔をマクラに押しつけてしまう下向きや横向きで寝ないようにアドバイス。
セレブ界の美魔女として知られる人気シンガーのジェニファー・ロペス(49)は、つねに仰向けの体勢で眠れるよう体の周りにクッションやマクラを並べて、寝返りを打てないように工夫しているそう。
1日の睡眠時間が、肌のお手入れに使っている時間の何倍もあることを考えると、睡眠中のケアが高い効果を発揮するのは間違いなさそう。この機会に、自分の睡眠習慣をチェックしてみて。(フロントロウ編集部)