「モダンホラーの帝王」とも言われるほどのベストセラー作家、スティーヴン・キング。『IT/イット』や『ミスト』など数えきれないほど多くの有名作品を生み出しているが、そのうちのひとつ『ペット・セマタリー』を原作とした映画が2019年全米公開される。
『ペット・セマタリー』は、都会のボストンから田舎町へ引っ越してきた4人家族を中心に物語が展開される。引っ越した直後に、家族が飼っていた猫がトラックに轢かれて死んでしまう。家の近くに「ペット・セメタリー(ペットの墓地)」の看板を見つけた家族は、猫をそこへ連れて行くことを決める。しかし家族は、その墓地が、埋葬された命が生き返るという不気味な墓地であることをまだ知らない…。
タイトルを聞いて、「セメトリー(墓地)じゃなくてセマタリーって?」と思った人もいるのでは。それもそのはず。原作では、墓地の看板を描いた子どもが、Cemetery(セメトリー)をSematary(セマトリー)と、子供らしいスペルミスをしたとされていることから、映画の原題もCemeteryの意でSemataryが使用された。
2019年に公開される『ペット・セマタリー』は、じつはリメイク版。以前の『ペット・セマタリー』は1989年にアメリカで製作された。その後『ペット・セマタリー2』も製作・公開されている。
『ペット・セマタリー』は2019年4月5日全米公開。日本公開は未定。(フロントロウ編集部)