計画していた結婚式直前に、婚約者の男性を悲劇的な事件でなくしてしまった女性。ひとり取り残された花嫁が永遠の愛を誓うはずだった結婚式当日に行った事とは?

ウェディングドレスを着て亡き婚約者のもとへ

 アメリカ在住の消防士ケンダル・マーフィーとジェシカ・パジェットは約1年前から結婚式を計画し、この日が来ることを楽しみにしていた幸せなカップル。

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 幸せの絶頂だったのもつかの間、2017年11月にケンダルは、同僚の男性による飲酒運転の車に轢かれて突然帰らぬ人となってしまった。

 結婚式を計画し、永遠の愛を誓うはずだったケンダルとジェシカ。ゴールインまであと少しというところで最愛の人と死別してしまったジェシカが、2人で挙げるはずだった結婚式当日に、勇気を振り絞ってある行動にでた。

 ケンダルの死から約1年。ついにやってきた結婚式当日に、ジェシカがウェディングドレスを着用してある場所にやってきた。

 ジェシカがやってきたその場所とは、亡き花婿、ケンダルが眠る墓場。

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 ウェディングドレスを着用して、ひとり歩くジェシカと、それを見守る両家の親族や友人の姿をフォトグラファーのLoving Life Photographyがカメラに収めた。

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 そこで撮られた写真には、ウェディングドレス姿のジェシカがケンダルの墓場で泣き崩れるように祈ったり、生前ケンダルが愛用していた遺品を持って彼の死を追悼する姿が写されている。

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 さらにある写真では、ケンダルが使っていたブーツを持ったジェシカの隣にケンダルがいるようなものも。フォトショップで生前のケンダルの写真を合成させて、2人が同じ場所にいるような加工をした。

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 まだ癒し切れていない心の傷を抱えながら、ひとりウェディングドレス姿で写るジェシカの切なくも美しい姿は、多くの人の心に響くものとなった。(フロントロウ編集部)

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