UNやWHO主催のイベントを中心に、世界中で祝われる・開催される国際デーをリストアップ。その日について調べたり、公式ページからイベントを探したり、SNSで情報を広めたりと、参加には様々な形がある。

1月

画像: イギリスでは1月をドライ・ジャニュアリーと呼び、イベントシーズン明けの1ヵ月間の禁酒を呼び掛けている。

イギリスでは1月をドライ・ジャニュアリーと呼び、イベントシーズン明けの1ヵ月間の禁酒を呼び掛けている。

06日 世界の戦争孤児の日(World Day for War Orphans)
戦争によって孤児となってしまった子どもたちのことを決して忘れないために、1月6日は世界中の孤児たちに捧げられている。

27日 ホロコースト犠牲者を想起する国際デー(International Holocaust Remembrance Day)
1月27日は、アウシュビッツからユダヤ人たちが解放された日。ホロコーストを通して、人種差別や偏見などが持つ危険性を警告し、二度と同じ悲劇を繰り返していけないというメッセージを伝えている。

※1月は禁酒月間
イベントの多い12月は普段よりお酒を飲む機会も増えるため、その翌月の1月に禁酒をして肝臓を休ませるようというイギリスのイベント。

2月

画像: 2月6日は国際女性性器切除根絶の日。写真は、#MeTooFGM運動の中心となった活動家のイフラー・アハメド。

2月6日は国際女性性器切除根絶の日。写真は、#MeTooFGM運動の中心となった活動家のイフラー・アハメド。

04日 世界対がんデー(World Cancer Day)
がんに対する教育や理解を広め、がん予防を呼びかける日。2020年までにがんの蔓延を抑制するなどといった11個の目標からなる世界がん宣言を支援するために設立された。

06日 国際女性性器切除根絶の日(International Day of Zero Tolerance to Female Genital Mutilation)
未だに社会的な習慣として一部の国で行われているFGM(女性器切除)。出血による感染症や不妊、最悪の場合は死に至ることもあり、女性の健康・精神・権利を害するFGMを無くすための呼びかけ・運動が行われる。SNSでは、セクハラ被害を訴える# MeToo運動の影響を受け、FGM反対を訴える# MeTooFGM運動も生まれた。

11日 科学における女性と女児の国際デー(International Day of Women and Girlsin Science)
化学・技術・工学・数学の教育を、男女平等に受けられるようにすること、そして将来に向けて長期的な女性の地位の向上を目指すために作られた日。

13日 世界ラジオの日(World Radio Day)
最近では需要が少なくなったと思われがちだが、災害時などいざというときに一番頼りになるのがラジオ。ユネスコの公式サイトでは、世界ラジオの日にちなんだ番組や記事、ブログなどの企画を楽しむことができる。

20日 世界社会正義の日(World Day of Social Justice)
貧困をなくし、労働や性別の平等など、公平な社会を実現することを目的とする。

※2月は黒人歴史月間
全ての人が自分のルーツを認識し、お互いを尊重する気持ちを大切にするためにアメリカで制定された。

3月

画像: 8日に国際女性デーがある3月は、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは女性史月間でもある。

8日に国際女性デーがある3月は、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは女性史月間でもある。

03日 世界野生生物の日(World Wildlife Day)
人間のせいで「絶滅する恐れがある」と指定された動植物は、じつに2万5,000種。人間が豊かな生活を送るためにどれだけの動植物が犠牲になっているのかを理解し、自分になにができるのかを考える日。

08日 国際女性デー(International Women's Day)
全世界の男女平等、そして女性の地位向上を訴え、女性の権利を主張し続ける人たちの活動を称える日。SNSの投稿や世界各地でのデモ行進に多くのセレブや企業が参加する一大イベント。

21日 国際人種差別撤廃デー(International Day for the Elimination of Racial Discrimination)
世界中の人種差別を撤廃することを目的として制定された日。

21日 世界ダウン症の日(World Down Syndrome Day)
ダウン症の多くの人が21番目の染色体が3本あることから、3月21日に制定。ダウン症の人たちがより生きやすい社会になるよう、啓発活動が行われる。

21日 国際森林デー(International Day of Forests)
森林や樹木などの自然環境に対する意識を高め、大切にする記念日。

22日 世界水の日(World Water Day)
世界には汚れた水しか飲むことができない人が9億人もいるという情報とともに、水の貴重さを再認識し、安全な水を使えるようにすることの重要性を考えるために作られた日。#W4Waterのハッシュタグと共に両手でWの文字を使った写真をSNSに投稿する啓もう活動が行われる。

※3月は女性史月間
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは、8日に国際女性デーもある3月は、女性史月間。社会に貢献してきた女性を称え、男女平等な社会を一層目指し、女性を応援するために定められた。

4月

画像: 4月22日は自然について考える、国際母なる地球デー。

4月22日は自然について考える、国際母なる地球デー。

02日 世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)
より多くの人々に自閉症について理解してもらう取り組みが行われる日。日本では、自閉症に関するシンポジウムやライトアップイベントなどが各地で開催される。

07日 1994年のルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー(International Day of Reflection on the 1994 Rwanda Genocide)
1994年にルワンダで起きた、わずか100日の間に国民の10~20%にあたる50~100万人のツチ族が国家と国民によってジェノサイド(大量虐殺)された事件。この悲劇を繰り返してはいけないという強い思いをもとに制定されたこの日は、人種や思想の違いで衝突が起きている現代において、その重要性が再認識されている。

07日 世界保健デー(World Health Day)
WHOによって定められた、健康的な生活について関心と理解を高めることを目的とした記念日。

22日 国際母なる地球デー(International Mother Earth Day)
地球環境の保護を訴え、自然について考える日。 

25日 世界マラリアデー(World Malaria Day)
世界マラリアデーは、マラリア患者の治療や予防、そして最終的にはマラリアを完全に無くすことを目標としている。

29日 化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日(Day of Remembrance for All Victims of Chemical Warfare)
化学兵器による全ての犠牲者を追悼し、化学兵器を無くすことを目指して作られた日。化学兵器の使用は国際法違反とされているなか、アンゴラ、エジプト、イスラエル、朝鮮民主主義人民共和国、ミャンマー、南スーダンの6ヵ国は未だ同意をしていない。

※4月は世界臓器提供普及月間
アメリカでは、臓器や体、細胞などのドナー登録の普及を広め、臓器等移植によって救われた命を祝う1ヶ月。日本では「臓器移植普及推進月間」として10月に行われる。

5月

画像: 5月のアメリカでは、アイスバケツチャレンジが話題になった難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発月間。

5月のアメリカでは、アイスバケツチャレンジが話題になった難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発月間。

01日 メーデー(May Day)
アメリカのシカゴで、労働時間の短縮や賃金の向上などを要求し、労働者が権利を主張する日として欧米を中心に広まったのがはじまり。「8時間の労働、8時間の休息、そして残りの8時間は自分たちのための自由の時間」という主張は現代でも語りつがれている。

03日 世界報道自由デー(World Press Freedom Day)
世界中のメディアにおいて、報道と表現の自由を再認識するために定められた日。命を懸けて取材するジャーナリストたちを称えるための日でもある。

08日 世界赤十字デー(World Red Cross and Red Crescent Day)
スイス人実業家のアンリ・デュナンが抱いた、戦争の地で「苦しむ人々は敵味方関係なく救護しなくてはならない」という思いが、赤十字思想の理念として世界中に広まっている。

15日 国際家族デー(International Day of Families)
それぞれの家族における問題を理解し、解決に向けての活動を呼びかける。

17日 国際反ホモフォビア・トランスフォビアの日(International Day against Homophobia and Transphobia)
ホモフォビア(同性愛嫌悪)・トランスフォビア(性同一性障害やトランスジェンダー嫌悪)を世界から無くそうと、イベントやデモ行進、SNS上での啓もう活動などが行われる。

31日 世界禁煙デー(World No-Tobacco Day)
喫煙の健康被害をはじめ、受動喫煙の危険性やニコチン依存性を理解し、禁煙が社会一般の習慣となることを目指して作られた。

※5月はALS啓発月間
ALSとは、筋萎縮性側索硬化症のこと。原因はまだ明らかになっておらず、難病のひとつにも指定されている。5月には、治療や支援制度の向上のために様々な活動がアメリカで行われる。

6月

画像: 6月は多くの国でプライド月間。写真は、期間中にロンドンのプライド・パレードに参加するケンダル・ジェンナーとベラ・ハディッド。

6月は多くの国でプライド月間。写真は、期間中にロンドンのプライド・パレードに参加するケンダル・ジェンナーとベラ・ハディッド。

05日 世界環境デー(World Environment Day)
地球を守るために環境問題の理解と解決に取り組むことを呼びかける日。自然にまつわる格言を読むなどして、環境に対する理解や尊厳を高めて。

08日 世界海洋デー(World Oceans Day)
世界で一丸となって海のことを考えようという日。海の生き物や、海の資源、海面水位の上昇問題などに対する責任感を身につけるための活動が行われる。

12日 児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)
教育が受けられず労働を強いられている子供の数は、世界でなんと2億人。教育が受けられない→読み書きができない→大人になって職につけないという貧困の悪循環を生み出している児童労働を撲滅し、子どもが教育を受ける権利を主張する日。

14日 世界献血者デー(World Blood Donor Day)
命を救う献血に貢献した人に感謝すると共に、血液製剤を必要とする患者がたくさんいることを世界中に知らせる日には、各地で献血イベントなどが行われる。

20日 世界難民の日(World Refugee Day)
難民の保護と援助に対する関心を高め、難民問題の解決のために署名運動などの支援を行う。

26日 国際麻薬乱用・不正取引防止デー(International Day against Drug Abuseand Illicit Trafficking)
薬物の乱用と不正取引に反対する日。日本では「ダメ。ゼッタイ」というキャッチコピーのもと、子どもが薬物に手を染めないように、教育や啓発イベントが行われる。

※6月はプライド月間
LGBT+コミュニティを称えて、支持や理解を促進する欧米の月間イベント。プライド・パレードは、特にセレブたちの参加が多いイベントとして有名。

7月

画像: 12日は、19歳当時に史上最年少で国連平和大使に任命されたマララ・ユスフザイを祝う日。

12日は、19歳当時に史上最年少で国連平和大使に任命されたマララ・ユスフザイを祝う日。

12日 マララデー(Malala Day)
女子に男子と同水準の教育を求める運動をしていた16歳当時、テロリストに銃撃されたマララ・ユスフザイを称えるために制定された日。マララは、自分の権利を追い求めるよう世界中の子供たちに呼びかけている。

15日 世界ユース技術デー(World Youth Skills)
2015年から始まった、比較的新しい記念日。次世代を担う若者に職業技能習得への投資を呼びかけ、より公正で持続可能な未来を築くことを目標とする。

18日 ネルソン・マンデラ国際デー(Nelson Mandela International Day)
黒人初の南アフリカ大統領であるネルソン・マンデラ―の誕生日。彼が正義と人間の平等への信念のもと数々の偉業を成し遂げたように、人権と正義のために戦うというメッセージが込められている。

28日 世界肝炎デー(World Hepatitis Day)
発見や治療が遅いと、他の合併症を引き起こし、死亡する可能性もある肝炎。そんな肝炎の予防、検査、治療を促進するための日。

30日 友達の日(Friendship Day)
アポロ11号が人類初として月面着陸に成功した日でもあるこの日は、それに感動したある心理学者が記念に1000人の友達に手紙を書いたことから広まった。友達に感謝を伝えたり、普段会えない友達に連絡を取ったり、SNSで友情を祝ったりしてみては。

30日 人身取引反対世界デー(World Day against Trafficking in Persons)
すべての国が力を合わせて人身取引をなくすために制定された日。とくに、人身取引される被害者の28%を占める子どもたちを救うための、長期的解決が各国に求められ続けている。

8月

画像: 12日は国際青少年デー。メンタルヘルス、貧困、平和など、毎年異なるテーマで若者の文化的・法的な問題に向き合う。

12日は国際青少年デー。メンタルヘルス、貧困、平和など、毎年異なるテーマで若者の文化的・法的な問題に向き合う。

09日 世界の先住民の国際デー(International Day of the World's Indigenous Peoples)
世界に5,000以上も存在する先住民族の中には、残念なことに固有の言語や文化などを奪われてしまった人々も。そんな先住民族の権利の実現を目指した取り組みが行われる。

12日 国際青少年デー(International Youth Day)
若者が社会の幅広い分野に参加し、意見を主張できるような未来を目指して作られたこの日。若者がより参加しやすい社会を作ることは、平和を維持するための必要条件であることを伝えている。

19日 世界人道の日(World Humanitarian Day)
紛争や自然災害などの人道問題に注目し、支援を広げ、困難な現場で支援をし続ける人々を称えるための日。2003年にイラクで死者22名・負傷者100名以上を出した、国連事務所の爆破事件をきっかけに制定された。

23日 奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー(International Day for the Remembrance of the Slave Trade and its Abolition)
1791年のこの日に、大西洋奴隷貿易が廃止される重要なきっかけとなったハイチ革命が起こったことから、奴隷貿易廃止の象徴的な日として制定された。

29日 核実験に反対する国際デー(International Day against Nuclear Tests)
この国際デーは、これまで核実験により被害を受けた人々を悼み、核実験と核兵器の開発がいかに環境と平和に脅威を及ぼし続けるかを世界に訴えている。 

9月

画像: 東京、アメリカ、イギリスなど世界各地で9月を自殺予防月間としている。黄色とオレンジ色のリボンは、10日の世界自殺予防デーを表わす色。

東京、アメリカ、イギリスなど世界各地で9月を自殺予防月間としている。黄色とオレンジ色のリボンは、10日の世界自殺予防デーを表わす色。

10日 世界自殺予防デー(World Suicide Prevention Day)
自殺に対する注意・関心を喚起し、自殺を防ぐためのアクションを起こすことを目的とするためにWHOが制定した国際デー。

15日 国際民主主義デー(International Day of Democracy)
民主主義を維持・促進し、基本的人権と自由や平等の尊重を主張するために国連により設けられた。

16日 オゾン層保護のための国際デー(International Day for the Preservationof the Ozone Layer)
人間の生活により急激な破壊が進んでいる、有害な紫外線を地球から守ってくれるオゾン層。この破壊を止め、オゾン層を保護するための日。

21日 国際平和デー(International Day of Peace)
通称「ピースデー」とも呼ばれているこの日は、紛争地域でもこの日だけは停戦を求め、世界の平和について考え行動することが期待されている日。日本では、「ピースデー・ジャパン」という団体が、国際平和デーを広めるための活動を行っている。 

23日 手話言語の国際デー(International Day of Sign Languages)
手話が一つの言語として他と変わらないことを認め、ろう者の人権が保障されるよう、手話言語への認識を高める活動を促進する。日本では、世界ろう連盟アジア地域事務局により実施される記念イベントに参加することが可能。

29日 世界ハートの日(World Heart Day)
世界で一番多い死因である心血管疾患を予防するために展開されている世界ハートの日。心臓病や脳卒中を含む心血管疾患は、ほとんどが生活習慣を改善することで予防できるため、適度な運動や正しい食生活など、日々の小さなことを振り返ってみて予防しよう。

※9月は自殺予防月間
9月10日の世界自殺予防デーにあわせて、アメリカやイギリス、東京など世界各地で9月を自殺予防月間として様々な支援や理解促進を行っている。

10月

画像: 11日の国際ガールズ・デーを記念して、毎年、世界各地でモチーフカラーのピンク色のライトアップが実施される。写真はドイツのベルリンテレビ塔。

11日の国際ガールズ・デーを記念して、毎年、世界各地でモチーフカラーのピンク色のライトアップが実施される。写真はドイツのベルリンテレビ塔。

02日 国際非暴力デー(International Day of Non-Violence)
インド人のマハトマ・ガンジーの誕生日であることが由来。暴力問題に取り組んでいる仲間を探し、暴力を報告し、問題解決に取り組むことがわたしたち一人一人にできることである、とユニセフは唱えている。

10日 世界メンタルヘルスデー(World Mental Health Day)
否定的な偏見がまだまだ多い心の病気。その偏見を無くし、関心を高め、正しい知識を普及させるために定められた。シルバーリボン運動がこの日に合わせたイベントを日本国内で展開している。

11日 国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)
女の子たちに適切な教育と支援を提供し可能性を広げるための、女の子のエンパワーメントを促す日。数多くのイベントやキャンペーンが世界中で行われ、とくに途上国で起きている、10代前半での結婚や、教育を受けられないという問題を広めることが目的。

16日 世界食糧デー(World Food Day)
世界食糧デーでは、「すべての人に食糧を」を実現するために、飢餓や貧困、栄養不足など、世界の食糧問題について考え解決へ進めることを目的としている。

17日 貧困撲滅のための国際デー(International Day for the Eradication of Poverty)
世界から貧困を撲滅し、人権の尊重を主張する日。

24日 国連デー(United Nations Day)
世界の平和維持のために国際連合が正式に発足されたのが10月24日。この日には、国連の目標などについて再確認するための会議や展覧会などが世界中で行われる。

※10月は乳がん月間
30~50代の日本女性の死亡原因1位であるがん。10月は、早期発見の大切さを伝え、検診を勧めるキャンペーンが多く行われる。

11月

画像: 11月は男性特有のがんの認知度を高めるために、ひげやムダ毛の処理を控えるノー・シェイヴ・ノベンバー。

11月は男性特有のがんの認知度を高めるために、ひげやムダ毛の処理を控えるノー・シェイヴ・ノベンバー。

12日 世界肺炎デー(World Pneumonia Day)
日本の3大死因の1つである肺炎。途上国では、高額な予防ワクチンの接種ができないことにより、5歳以下の子どもの死因トップを占めている。様々なNGOや団体が、そんな肺炎に関する啓発や対策の要求などを働きかけている。

14日 世界糖尿病デー(World Diabetes Day)
糖尿病の予防や治療を広めるために、顕彰された日。国連を表すブルーと団結を表す輪を合わせた、「ブルーサークル」のマークがモチーフとして用いられる。

17日 国際学生の日(International Students' Day)
1939年のこの日に、チェコスロバキアで、ドイツ軍が学生のデモ行進を鎮圧し学生ら9人を殺害した。その後アメリカ・ワシントンに世界中から学生が集まりその犠牲者を追悼し、この日を記念日とすることを宣言したのがはじまり。

19日 世界トイレの日(World Toilet Day)
トイレがあることは、じつは世界ではまだまだ当たり前のことではなく、3人に1人がいまだトイレを使えないという現状。衛生面の問題が原因で命を落とす人もいることから、トイレの問題への関心と行動を呼びかける。

19日 国際男性デー(International Men's Day)
女性の社会的地位向上が年々注目を浴びているなか、あまり知られていないのがこの国際男性デー。男性の健康や役割、男女平等の実現について考えるために作られた。

25日 女性に対する暴力廃絶のための国際デー(International Day for the Elimination of Violence against Women)
全世界の女性の3分の1以上が男性からの暴力もしくは性的暴行を受けたことがあるといわれており、女性に対する暴力を無くすことを目標として掲げる。2017年に起きた、何百万人もの人が団結し性暴力を告発した# MeToo運動は、性的暴力の歴史において大きな一歩となった。

※11月はノー・シェイヴ・ノベンバー
男性特有のがんの認知度を高めるために、丸1か月間男性は髭を、女性はムダ毛の処理を控える運動。主にアメリカを中心に行われており、期間中、多くのセレブが髭やムダ毛を伸ばしきった写真をSNS上に投稿する。

12月

画像: 1日は世界エイズデー。写真は2014年の世界エイズデーにチャリティTシャツを販売したヴィクトリア・ベッカム。

1日は世界エイズデー。写真は2014年の世界エイズデーにチャリティTシャツを販売したヴィクトリア・ベッカム。

01日 世界エイズデー(World AIDS Day)
エイズのまん延を防ぎ、病気や患者に対する差別・偏見を無くすことを目的としている。「エイズに苦しむ人への理解と支援」を表すレッドリボンは、エイズに関する啓発活動のシンボルとして知られている。毎年特設ページが開設されるので、そこで、その年のテーマやイベントの情報を知ることができる。

02日 奴隷制度廃止国際デー(International Day for the Abolition of Slavery)
奴隷制度のない世界を実現することを目指して作られた日。

03日 国際障がい者デー(International Day of People with Disability)
障がい者の福祉についての理解を深め、障がい者が社会や経済に積極的に参加する意欲を高めるために定められた。

05日 国際ボランティアデー(International Volunteer Day)
平和な世界の実現のために活動するボランティアの重要性を認識し、より多くの人がその活動を促進するよう呼びかける。日本国内では毎年、ボランティアに関するシンポジウムなどが開催される。

09日 国際腐敗防止デー(International Anti-CorruptionDay)
税金を扱う公務員や国際機関で働く人の汚職や腐敗行為をなくすために制定された日。税金が確実に国民の教育、健康、福利厚生のために使われるように、すべての人が意識を高めるように唱えている。

10日 世界人権の日(Human Rights Day)
すべての人の人権そして自由を尊重し、確保するために採択された「世界人権宣言」の趣旨と重要性を広く訴えかける日。

18日 国際移民デー(International Migrants Day)
移民が移住先で差別や暴力を受けている問題を広め、移民を含めたすべての人が人権を確保できるようにすることが目的。日本では、移住者と日本国民が交流する催事が毎年開催されている。

※12月は地球温暖化防止月間
日本全国で、エコ生活や省エネなど地球温暖化防止に関する啓発活動が行われる。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.