セレブ界で、2019年のスーパーボウルをボイコットする動きが見え始めている。リアーナ発ではじまったボイコットの動きは、セレブ界でトレンドとなるか?(フロントロウ編集部)

リアーナがスーパーボウル出演を拒否

 2019年2月3日にアトランタで開催される、NFLの優勝決定戦スーパーボウル。53回目となる2019年のハーフタイムは、人気バンドのマルーン5がパフォーマンスを行うことが先日報じられたばかり。

 しかしその後の米Us Weeklyの報道で、NFLが当初希望していたパフォーマーはリアーナだった可能性が浮上。「オファーしたものの、ひざつき問題を理由に断られたようです。リアーナは(問題に対する)NFLのスタンスには同調できないんですよ」と報じられた。

 この“ひざつき問題”とは、NFLの一部選手が、アメリカ国内での人種問題に抗議するために試合での国歌斉唱中にひざをつく、通称「テイキング・ア・ニー」という活動をしたこと。この活動はドナルド・トランプ米大統領をはじめとした保守派の反感を買い、NFLは国歌斉唱中のひざつきを禁止に。最初にひざをつく抗議活動を行ったコリン・キャパニックは、どのチームとも契約ができない状況となった。

エイミー・シューマーもリアーナに賛同

 リアーナ自身は報道を認めていないが、リアーナのスーパーボウルのボイコット報道から数日、新たなセレブがスーパーボウルのボイコット宣言をした。それが、リアーナの報道をSNSで称賛したコメディアンのエイミー・シューマー。

画像: エイミー・シューマーもリアーナに賛同

 2016年のスーパーボウルでBud LightのCMに出演したエイミーは、ツイッターに長文を掲載し、こうボイコットを宣言した。

「警察による暴力や殺人といった、この国の有色人種の人々が直面する根深い不平等や終わりのない人種差別を目のあたりにしておいて、なぜもっと多くの白人選手がひざをつかないのか疑問に思う。自分の同志の隣でひざをつくものじゃない?そうでない限り、あなたは共犯と言えると思わない?リアーナがそうしたように、マルーン5も辞退したら素晴らしいことだと思う。私自身は、今年のスーパーボウルのCMは受けないと代理人に伝えたわ。えらそうな犠牲を払っているように聞こえるかもしれないけど、私にできることだから。NFLの急所は広告主よ。NFLに反対するのは、NRA(全米ライフル協会)に反対するのと一緒だって分かってる。すごく厳しい状況に置かれるだろうけど、自分の生き方に自信を持ちたくはない?有色人種の同志のために立ち上がるのよ。男性が最も魅力的なのは、ひざをついている時。プロポーズのためではなくて、自分のチームメイトに対する扱いに抗議するために。米軍への侮辱だと言う人は、多くの軍人がコリン・キャパニックのことを誇りに思い彼を応援しているという事実を知って」

 エイミーの言うとおり、この“ひざつき問題”は銃問題と同じようにアメリカを分断する問題。保守派はひざをつく選手や彼らを応援する団体などを痛烈に批判しており、9月にナイキがコリンの広告塔起用を発表した時には、ナイキの商品を燃やす人々が一部で現れた。

気まずい立場のマルーン5

 スーパーボウルのボイコットがセレブ界で進んだ場合、気まずい立場に立たされるのが、パフォーマーに抜擢されたと目されるマルーン5。

画像: 気まずい立場のマルーン5

 スーパーボウルのハーフタイムショーは、本物中の本物のアーティストにのみ立つことが許されるステージ。一生語り継がれる功績であり、同時に、その後のチケットの売上げが跳ね上がることでも知られる。だからこそ、毎年多くの大物アーティストがノーギャラで出演している。

 スーパーボウルは未経験のマルーン5にとってはビッグオファーだが、ボイコットの動きが強まれば、彼らへのプレッシャーが強まることは必須。今年の出演を見送って来年以降の再オファーを狙うこともできるが、“ひざつき問題”に強硬姿勢を取ってきたNFLが再びオファーをするかは分からない。どちらに転んでも、無傷ではいられないという立場に立たされる。(フロントロウ編集部)

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