第1作目が大ヒットを記録した、ゲームの中の世界を舞台にしたディズニー映画『シュガー・ラッシュ』。その続編となる『シュガー・ラッシュ:オンライン』では、インターネットの世界で冒険が繰り広げられる。
公開も近づきディズニーファンの期待が高まるなか、エンドソングに決まったのが、イマジン・ドラゴンズの「ゼロ」という楽曲。そしてそのミュージックビデオが公開された。
ミュージックビデオでは、バンドのメンバーを中心に、ゲームセンターでストーリーが展開されていく。現実とゲームの世界が交差するかのような演出は、まさに映画の持つデジタルな世界観にマッチ。
しかし、今回のミュージックビデオには、その世界観以外にも映画の影響が。1作目の『シュガー・ラッシュ』では、あるキャラクターが友情を築き上げることに苦労する。それを受けてバンドのボーカルを務めるダン・レイノルズは、「この映画が、人々の心を引きつけて離さなかったのは、登場人物がみんな僕たちのあるがままだったからだ」とコメント。ミュージックビデオの制作でバンドは、今の子どもたちはネット上でゆがんだ現実と高い理想に直面せざるを得ない状況で、たとえ難しくても、自分の価値に気づいて理解することが、本当に大切であるというメッセージを込めたのだそう。
ちなみにミュージックビデオ内では、メンバーの1人が前作『シュガー・ラッシュ』のゲームをプレイしていて、メインキャラクターのヴァネロペとラルフがチラッと登場する場面も。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』は12月21日(金)に全国で公開される。(フロントロウ編集部)