『The Dark(ザ・ダーク)』の舞台は、ある田舎町の郊外に広がる“デヴィルズ・デン”と呼ばれる森。惨殺された少女の霊がデヴィルズ・デンを呪い、この森に足を踏み入れた者を残虐に殺すというウワサが町では漂っていた。
そんな恐怖の森に何者かによって無理やり連れて来られ、襲われそうになっていた盲目の少年アレックスを、まるでゾンビのように傷だらけの肌を持つ少女ミナが救出する。これまでに想像を絶するような虐待を受けてきたアレックスとミナは心を通わせ、お互いに慰め合い救いを見出すようになるが…。
心にも体にも深い傷を負った少女と少年2人を主役に、切なくも恐怖が襲いかかる新感覚のホラー作品となっている。
新進監督の初長編映画が大絶賛!
『The Dark(ザ・ダーク)』で脚本&監督を務めるジャスティン・P・ランジは、これまでに短編映画を3本手掛けたことはあるものの、長編映画を手掛けるのは初となる新進監督。2013年に彼が製作した短編『The Dark』を、長編映画化したものが本作だという。
ロッテン・トマトでの評価の高さもさることながら、予告編に登場するレビューのキャプションンにも絶賛の言葉が並んでいる。
「最近見たホラー映画で最高の作品のひとつ」
「今までとは違うティーン映画」
「切なくてオリジナルな作品」
「ギレルモ・デル・トロの傑作を彷彿とさせる」
ギレルモ・デル・トロは、2017年に『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品&監督賞に輝き、『デビルズ・バックボーン』や『パンズ・ラビリンス』といったサスペンス・ホラーの傑作を生みだした人物。そんなデル・トロ監督の作品と比較されるあたり、『ザ・ダーク』の評価の高さがうかがえる。
現地時間10月26日よりアメリカで公開される『The Dark(ザ・ダーク)』が、どれほどの話題となるか注目が集まる。日本でのリリースは未定。(フロントロウ編集部)