耳が不自由な用務員さんのために幼稚園児たちが用意した「誕生日プレゼント」に胸が熱くなる。(フロントロウ編集部)

 米テネシー州にある幼稚園、ヒッカーソン・プライマリー・スクールのあるクラスの園児たちが、普段からお世話になっている用務員のジェームズの60歳の誕生日を祝い、心温まる贈り物をした。

 10代の頃から聴覚障害を抱えているジェームズは、普段から園児たちに少しずつ手話を教えるとともに、他人に対して親切に接することの大切さなどを伝えてきた。

 そんなジェームズへの日頃の感謝のしるしとして、園児たちは、彼には内緒で教員たちと一緒に「バースデー・ソング」の歌詞に合わせた手話を習得。ジェームズの誕生日に彼を教室に呼び出し、その練習の成果を披露。

 その様子を収めた動画がコチラ。

 この動画がネット上で拡散されると、園児たちからの思いもよらなかったプレゼントに感極まり、思わず涙を流すジェームズの姿に胸を打たれる人が続出。

 米NBCニュースのインタビューに対し、ジェームズは「教室に呼び出されたとき、きっと、また掃除をして欲しいのかなと思ったんです」とジョークを飛ばしながら、「園児たちのパフォーマンスを見て、すごく感動しました。私はこの場所で、必要とされているんだと感じました」と喜びを語った。

 園児たちは「ジェームズが喜んでくれて私もすごく幸せな気持ちになった」と、誰かを幸せな気持ちにすることで、自分も幸せになれるということを学んだと話している。(フロントロウ編集部) 

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