雑菌が肌荒れを引き起こすと分かっても、顔の殺菌ケアとなるとどうしたらいいか悩ましいもの。そこで美容の専門家たちがススメるのが、殺菌効果がある「オイル」を取り入れた美肌ケア。
顔の殺菌に効く3つのオイル
アメリカのコスメブランド「ネカイオ・ビューティ」の創設者ネカイオ・グリエコーは、顔の雑菌ケアにマルーラオイル、ローズヒップオイル、マフーラオイルをオススメ。
マルーラオイルは、ライトなテクスチャーで肌に浸透しやすく、どんな肌タイプにも使えて、乾燥肌にはうるおいも与えてくれるそう。
ローズヒップオイルは、高い殺菌作用があるだけでなく、敏感肌の人でも安心して使えることから、ニキビケアに人気のオイルとしても知られている。
そして、雑菌から植物や果物を守る成分が含まれているというマフーラオイルは、肌の雑菌も除去する効果があり、ニキビなどの炎症を抑える働きがあるそう。
セレブも御用達の定番「ティーツリーオイル」
ニューヨークのメディカルセンターで皮膚専門医を務めるジョシュア・ゼイクナーが押すのは、多くのセレブも肌トラブルのケアに使用している、ティーツリーオイル。
ゼイクナー医師は米メディアStylecasterに、「ティーツリーオイルは殺菌効果があり、肌の炎症やニキビ、吹き出物に効果がある」とコメント。ティーツリーオイルを使って、患部や顔全体のケアを行うことで、ニキビや吹き出物が小さくなったり、新たな炎症を予防することができるようになるという。
この殺菌効果から、セレブたちも肌トラブルが起きやすい旅行先へ持参したりと、ティーツリーオイルは美肌のマストハブアイテムとして大人気。
オイルでケアを行う際には、オイルを直接肌につけると刺激が強すぎる場合があるので、敏感肌の人はオイルが配合されたローションやフェイスマスクなどで取り入れるのもオススメ。
従来のスキンケアといえば保湿ケアに偏りがちだったけれど、これからは肌の「雑菌ケア」も定期的に取り入れて、肌荒れ知らずの美肌を手に入れて。(フロントロウ編集部)