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先日、米カリフォルニア・ロサンゼルス郊外のバーで起こった銃乱射事件で、テレビドラマを中心に活躍する人気女優の姪が亡くなったことがわかった。(フロントロウ編集部)

若者でにぎわうバーで銃乱射事件

 現地時間11月7日、ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスにあるバーで銃乱射事件が発生し、警官1人をふくむ12人が撃たれて死亡した。

 事件当時、バーでは学生向けにカントリーミュージックのイベントが開かれており、若者を中心に数百人近い客がいた。犯人は店の外で警備員を撃ったあと店内に入り、発煙弾を使って視界をふさいでから持っていた拳銃で乱射したという。

画像1: 若者でにぎわうバーで銃乱射事件

 また、この事件でドラマ『シスター・シスター(Sister,Sister)』などの出演作で知られる女優のタメラ・モーリーの姪が亡くなったことがわかっており、タメラは事件から一夜明けてから発表した声明文のなかで、「素晴らしい未来が待っていたはずのアレイナ(姪の名前)をこのような事件で失うなんて…」と悲しみと悔しさをにじませた。

画像2: 若者でにぎわうバーで銃乱射事件

 ちなみに、警察の発表によると、犯人は現場の近くに住む28歳の元米海兵隊員で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えていた可能性があるという。

セレブが事件に反応

 今回の銃乱射事件をうけてセレブからも追悼の声が上がっている。

画像: セレブが事件に反応

ルーシー・ヘイル、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』の女優

 「サウザンドオークスで起きた事件のことを聞いて、悲しみに打ちひしがれています。じつはこのバーには私も、私の友達もよく行っていました。今、私たちはこのような事件がいつどこにいても起きるような世界に生きています。被害にあわれた方に心よりお悔みを申し上げます。(事件に巻き込まれた人たちが)このような苦しみを味わわなければならないことを遺憾に思っています」


エレン・デジェネレス、トーク番組『エレンの部屋』の司会者

 「また愚かな行動を起こす者が出てしまったのね。12名(※)もの人たちが銃乱射で亡くなるなんて。再びこのような暴力によって苦しむ家族が増えてしまった。私の心はサウザンドオークスに暮らす人たち、そしてこの状況を変えようと奮闘する人たちとともにあります」
※エレンはツイートで「13名」と言っていたが、正確には亡くなったのは12名。


ヘイリー・ウィリアムス、パラモアのボーカル

 「どうか銃規制に関する法律をよく考えて改正してほしい。私たちはお互いに殺し合っている」


チェルシー・クリントン、ビル・クリントン元米大統領の娘

 「(今回の銃乱射事件で、この1年間でカリフォルニアで起きた銃乱射事件の数が304件になったというツイートに対して)そして、365日のうち今日で312日目よ」


ジャスティン・トルドー、カナダ首相

 「米カリフォルニア州のサウザンドオークスにある、大学生でにぎわうバーで起きた銃乱射事件で亡くなった方々のことを思うと胸が苦しくてしょうがありません。子を持つ1人の親として、(子供を失う苦しみは)想像しがたいものです。この事件で怪我を負った方々が100%回復することを心より願っています」

(フロントロウ編集部)

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