2019年に公開予定の映画『キャプテン・マーベル』の日本語版ポスターが、本国のポスターとはまったく異なるとファンを驚かせている。(フロントロウ編集部)

『キャプテン・マーベル』日米で変わるポスター

 『アベンジャーズ4(仮)』の前に公開される作品で、マーベルMCU映画の今後に大きく関わる重要な作品となる映画『キャプテン・マーベル』。

画像1: 『キャプテン・マーベル』日米で変わるポスター

 ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルという新たなヒーローが描かれる本作のポスターがファンの間で話題となっている。

画像2: 『キャプテン・マーベル』日米で変わるポスター

 しかも、今回話題になっているのは、なんと日本語に翻訳された日本版のポスター。

 本国である英語版のポスターと比較しても、ビジュアルは同じなのだけれど、ここに書かれている言葉が、英語版とは大きく異なるということで、注目を集めている。

 本国で公開された英語版のポスターに書かれているフレーズは、「HIGHER FUTHER FASTER(さらに高く、遠く、速く)」というシンプルな言葉。

画像: Marvel.com

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 一方の日本版は、「失われた過去 狙われる記憶 与えられたチカラ 私は、〈私〉なのか―」と書かれ、加えてタイトル『キャプテン・マーベル』の上には「これは、アベンジャーズ誕生前の物語」という文章が加えられている。

画像: Marvel.disney.co.jp

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 英語版とはまったく異なるフレーズが記されている日本版。しかも日本版のほうが、はるかに情報量が多いことから、このフレーズを読み解こうと多数の外国人ファンが翻訳に奮闘。

 残念ながら、このポスターにはコアファンも知らない新情報は隠されていなかったけれど、マーベルの日本公式サイトには新たな情報が隠されていた。

 マーベルの日本公式サイトにあった新情報は、『キャプテン・マーベル』のあらすじが書かれた文章にあった。
 それがこちら。

「舞台は1995年。アベンジャーズが結成される以前の物語――。」

 『キャプテン・マーベル』がアベンジャーズが結成される前の物語であるというのは当初から分かっていたことだけれど、舞台が1995年に設定されているということは紛れもない新情報。

 英語版のあらすじでは、時代設定はあくまでも「90年代はじめ」としか言及していなかったため、日本語のあらすじによって詳細な時代設定が明かされた。

 ちなみに、このポスターについては、スペイン語版も問題になり、ポスターの文言を変更する事態にまで発展。

画像: El cinéfilo gamer on Twitter twitter.com

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 スペイン語版ポスターで使われた言葉が、英語版とは少し意味が異なる、「SUPERIOR AVANZADA RÁPIDA(上等で、高等で、すばやい)」と翻訳され、ファンが抗議したことから、マーベルは訂正版として英語版で使用された単語がそのままスペイン語に訳されたポスターを作り直した。(フロントロウ編集部)

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