『ウォーキング・デッド』のシーズン9は、メインキャラクターの降板により大きな打撃を受けるのではないかと心配の声が上がっていたが、すでに製作チームはシーズン10の製作に着手していることをショーランナーが明かした。(フロントロウ編集部)

<注意>本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン9のネタばれを含みます

 シーズン9第8話「死人の囁き」をもってシーズン前半の放送が終了し、後半は2019年に放送を予定している『ウォーキング・デッド』。まだシーズン9も放送半ばだが、シリーズで指揮を執るアンジェラ・カンが、すでにシーズン10の製作に取り掛かっていると、米メディアComicbook.comのインタビューで明かした。

画像: キャストたちと撮影するアンジェラ・カン

キャストたちと撮影するアンジェラ・カン

「前倒しで準備を進めたいから、主任ライター数人と脚本について話し合いを始めるつもりです。1シーズンを製作するのに1年半掛かるから、製作サイドの仕事は終わらない。毎年同じ時期に放送を開始するから、(進行中のシーズンの放送と新シーズンの製作が)半年は被ることになる」と状況を説明。

 現時点では放送局AMCは正式にシーズン10の製作を発表していないものの、アンジェラの話から察するところ、すでに製作チームはシーズン10に向けて動き出しているよう。

あの人が戻って来るかも!?

 そしてアンジェラはシーズン10について、ある人物をカムバックさせたいと考えていると語った。それは、シーズン9で降板したマギー役のローレン・コーハン。

画像1: あの人が戻って来るかも!?

 マギーはシーズン9第5話「清算」でシリーズから退場したが、第7話「楽器への想い」でジーザスがローレンからの手紙を受け取り、シーズン8に登場した謎の女性ジョージーと一緒に新しいコミュニティで暮らしていることが明らかになっていた。

画像2: あの人が戻って来るかも!?

 マギーの復帰についてアンジェラは、「いくつかの件についてローレンと連絡を取っていて、話し合いの場を持ちたいと思っているわ」とコメント。続けて、「間違いなくジョージーのグループは世界のどこかで何かをしていて、ある程度は彼らの動向は把握してる。彼女たちは『ウォーキング・デッド』ユニバースの一部でもあるけれど、どうなるかはスコット次第ね」と語った。

 スコットとは、シリーズでチーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるスコット・M・ギンプルのこと。アンジェラは彼の判断に掛っていることを認めつつも、ローレンが復帰する確率が少なくないことを匂わせた。

ローレンの新プロジェクトは?

 『ウォーキング・デッド』を降板したローレンは、ABC局の新作アクション・コメディドラマ『Whiskey Cavalier』への主演が決定しており、本シリーズは現在撮影中。

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 カムバックについては、こちらのスケジュールや本人の意志によるところも大きいが、マギーの退場後に描かれた展開やアンジェラの発言を考慮すると、シーズン10でローレンの姿を再び見ることができるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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