“悪のハリー・ポッター”がついに実写映画化
これまで数々の名作を生み出してきた米ウォルト・ディズニーが、大人気ヤングアダルト小説を実写化した映画『アルテミス・ファウル(原題:Artemis Fowl)』の予告編がついに解禁され、これまで出演者などの詳細以外、謎に包まれてきた本作の全容が徐々に明らかになってきた。
ディズニーが長年映像化に向けて温めてきた映画『アルテミス・ファウル』は、伝説の犯罪一家のもとで育った12歳の天才少年アルテミス・ファウルが、コンピュータを駆使して「妖精の書」を解読し、テクノロジーを操る危険な妖精たちから黄金を盗もうとしたことがきっかけで始まった戦いを描く大人気SFファンタジー。
原作の『アルテミス・ファウル』シリーズは、ファンのあいだでは、同じく10代の少年が主人公の『ハリー・ポッター』シリーズと比較して「悪のハリー・ポッター」とも呼ばれ、これまでに8巻が刊行されている。
主人公アルテミス・ファウルを演じるフェルディア・ショーは、オーディションで1200人以上の候補者の中から選ばれた逸材で、本作でスクリーンデビューを果たす。
また、妖精警察のリーダー、コマンダー・ルートにオスカー女優のジュディ・デンチ、窃盗癖のあるドワーフで妖精に仕えるマルチ・ディガムズに俳優のジョシュ・ギャッドと、実力派俳優たちが脇を固めている。ちなみに、ジョシュは同じくディズニー映画の『美女と野獣』のル・フウ役でおなじみ。
アメリカでは2019年夏の公開が予定されているが、日本での公開日は今のところ未定。(フロントロウ編集部)