映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、物語のカギを握るクイニー役のアリソン・スドルとジェイコブ役のダン・フォグラーにフロントロウ編集部がインタビュー。作品についての気になるあれこれを聞いてきました。(フロントロウ編集部)
※この記事には『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のネタバレが含まれます。

クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 『ハリー・ポッター』シリーズを代表作に、大ヒット公開中の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、J.K.ローリングによる「魔法ワールド」はますます拡大している。

 『ファンタスティック・ビースト』シリーズで脚本を手掛けるJ.K.は、第2作目となった『ファンタスティック・ビースト』シリーズで、『ハリー・ポッター』と関係が深いダンブルドアやナギニなどのキャラクターたちを登場させ、ファンを楽しませている。

画像1: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 そんなJ.K.の世界で、魔法使いではないノンマジ(マグル)で唯一メインキャストとして描かれているジェイコブ役のダン・フォグラー。

 『ハリー・ポッター』で描かれた魔法使いではないキャラクターといえば、主人公のハリー・ポッターを毛嫌いしたダドリー一家が印象的だけれど、『ファンタスティック・ビースト』シリーズで描かれるノンマジは、ダドリー一家とはまるで正反対な、魔法使いを認める心優しいキャラクター。

画像2: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 そんなキャラクターを演じることについて、ダンは「マグルになる術はよく知っているよ(笑)」とジョークを飛ばしつつ、こう語った。

「J.K.ローリングが描いたジェイコブは孤独なキャラクター。『ハリー・ポッター』のダーズリーはひどかったよね。J.K.はそれとは真逆のキャラクターを作ったと思う。うざったいけどすごく親切なキャラクターを作った。ジェイコブは、ほかの人間と比べても何倍も優しい心を持った人だと思う。だからいろんな意味で特別だった。1作目は正しくやらなきゃとか、人間らしさを表現しなきゃとか、『ファンタビ』の世界を表すマグルを演じなきゃと考えてすごくプレッシャーを感じていた。キャラクターの温度感はすごく気をつけた」

画像3: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 そんなダンに、J.K.は『ハリー・ポッター』のキャラクターに例えて「(J.K.はジェイコブを)ロン・ウィーズリーを思い出すと言ってくれた。ロンはハーマーオニーと恋仲だし、相棒だし、おふざけもするし、ヒーローにもなる。僕はロンみたいな様々な感情があるキャラクターが好きだから、そうやって言ってくれて光栄だった」アドバイスしてくれたことも明かした。


 そして、そんなノンマジのジェイコブに恋するクイニーを演じたアリソン・スドル。

画像4: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で魔法使いと関わった記憶が消されたと思われたジェイコブだが、ジェイコブに恋心を寄せるクイニーによって再び記憶を取り戻し、交際に発展させた。

 順風満帆かと思われた2人の関係だけれど、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ストーリーが展開されるごとに2人の関係に暗雲が。

 ジェイコブと上手くいかなくなったクイニーの行動が、次作へとつながる重要な鍵を握る。

 とくにクライマックスのシーンでは、クイニーがジョニー・デップ演じる強敵グリンデルバルドの仲間入りを決断してしまった。

 良いキャラクターが悪に転じてしまった衝撃の展開について、クイニーの行方を知った時、アリソンは「結末を聞いてショックだった。だって、なぜだかその理由を知らされなかったから」と、当時の気持ちを振り返った。

画像5: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

「(グリンデルバルドについていくという決断をしても)クイニーは今でも良心を持っていると思う。クイニーは愛を求めているのに愛する人と一緒にいられないことや、姉のティナと上手くいっていないという難しい状況にいる。クイニーは孤児だったから孤独を恐れていた。そういうこともあって、台本を読んで何度も考えて、クイニーがどうしてそっち側にいったのか熱心に考えて役の準備をしたわ。台本を見た後も深掘りして、デヴィッド・イェーツ監督やJ.K.と相談して、クイニーの決断がしっかりしたものだったってことを確認した。なぜクイニーが短い間に数ある選択肢からあれを選んだのか。私たちだって本当に手に入れたいものがあれば自爆的な決断をするでしょ?そういうところが人間らしいし、そういう意味で演じていてすごく興味深かった」

 難しい役どころを演じたアリソンは、役の入り込むために熟考したという裏話を教えてくれた。

 クイニーがグリンデルバルドについていくことを決めたシーンについては、クイニーが本当に自分に意思で行なったことなのか?それともグリンデルバルドの匠な操り能力によるものなのか?という憶測がファンの間で広がっている。

画像6: クイニー役とジェイコブ役にインタビュー

 果たして真相はどうなのか、ずばりアリソンに聞いてみると、「良い質問ね。私はクイニーを現在進行形で演じているからすべては知らないんだけど、私はあの時、彼女が自分で決断したと思っている」と答えるも、「でもグリンデルバルドは人を操る能力があるってことは証明されたし、実際にダンブルドアもグリンデルバルドとの距離を縮めて、彼を複雑で魅力的で賢い人だと思ったわけだし。グリンデルバルドは、人の恐怖や痛み、ニーズを利用する。本当のところは…、どうでしょうね?(笑)」と、クイニーの心情については両方の可能性を述べた。

 ますます謎が広がり、続きが気になる『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。

 シリーズ第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は大ヒット公開中。(フロントロウ編集部)

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